“本命”のムラソイは20~35cmを2~10匹。アイナメはビール中ビン~大ビンクラスを0~3匹。クロメバルは23~33cmを0~4匹。竿頭の服部栄蔵さんに話を聞いた。「ムラソイは水深が浅いからアタリがダイレクトに伝わって来る。潮が澄んでいれば、海底が見える2m前後の浅い所でも釣れる。キーパーに竿を掛けて待っていては絶対ダメ、攻めの釣りです。イメージ通りにアタリが来た時は、無上の喜びだね。“釣れた”では無く“釣った” 満足感で又来たくなる」。ムラソイに嵌まったアングラーの話は重い。帰港後、岸壁の休憩所で、昼食のカレーを御馳走になった。別船の「第三大貫丸」の一つテンヤマダイの釣果は、0.3~1.2kgを5~8匹。どちらも好調だった。潮が澄めば、浅場を狙う船長は、「今日は、台風の影響で潮が濁っていたので、6~8mを中心に狙いましたが、澄んでいればもっと浅場を狙って行きます。海水温も今日は18.5℃。19~20℃は欲しいですね。浅場だから引きの強さを、楽しめるでしょう。台風が来なければ9月中旬まで狙えますよ」と話していた。