菊池さんは、手バネ竿を巧みに操り、アタリを海面すれすれで取り、竿一杯振り上げて合わせ、道糸を掴んで手繰る。終盤近くになって、猛烈なラストスパートで追い上げる。高山さんと一緒に来た中村慎吾さん(さいたま市)もマゴチ釣り初めて。終了間近に2匹釣り上げ、最終的に高山さんが6匹。中村さんが2匹。大きさでは中村さんの実測61cmに対し、高山さんは58cm。マゴチ初挑戦で充分楽しみ、数、型の勝負を分け合った。61cmの大マゴチを含めトップ9匹!正味3時間の釣りで、最終釣果は0~9匹。次が6匹、5匹と続いた。50cmオーバーも多数で、船中40匹と絶好調。釣り場は、富岡から八景沖で、水深は6~12m。何処の場所でも平均に良く釣れた。餌は、サイマキとハゼを船に用意している。型は、57、58cm級の良型も多く交じった。船長は、「9月中旬までやります」と話していた。翌11日、午前船で0~8匹。14人で48匹。午後船では1~7匹。型は66、63、60cmの大型も釣れ、13人で43匹と連日の“爆釣”。夏こそ“照りゴチ”シーズン。“前アタリ”から、合わせまでの息詰まる静寂。そしてワニの様な暴れん坊との攻防戦は、一時暑さを忘れさせてくれる。60cm級のモンスターに挑戦しては如何だろう!