“尺メバル”フィーバーなどもあったが、中盤を過ぎてもマダイはポツリポツリといった感じ。天気はさらに良くなり、潮の流れも遅くなってしまった11時、3回目の流し替えとなる。これが功を奏して、クジ引きでラストを引いてしまった大金さん(宇都宮市)が、何と胴の間(中央)で“本命”3連チャン!それまでは底ベタ狙いが良かったのだが、大金さんは誘いを少し変えようと底から3m程まで大きく上げたとのこと。他でも連発する人がいたり、ヒラマサと思われる魚をバラす人がいたりと、最後の流しは賑やかになり、12時半の沖上がりとなった。まだまだ秋の数釣りシーズン。潮が変われば期待できる今回は、潮の流れが緩かったせいか、竿頭は4匹が4人と釣果が散らばった感じだったが、何と言っても秋は数釣りシーズン。潮が変わればまだまだ期待が出来る。20人乗りの「大さん弘漁丸」なら、4、5人グループでも並びで釣り座を確保しやすく、別船の仕立ても可能だ。秋のひとつテンヤを楽しみに、ゆったりした雰囲気の久慈まで、ちょっとだけ足を伸ばしてみるのも悪くない。帰港した後のそば(うどん)を食べながらの釣り談義も楽しいですよ。