「右舷でクロダイが上がりましたよ」と上乗りの鈴木さんが教えてくれた。見に行くと、これが見事なクロダイ。聞けば「底に根があるのですぐに3m上げてコマセを振った途端にきました」と嬉しそうであった。さらにクロダイらしきアタリが何度かあったようだが、ハリス切れも多発していた。引きが強い場合は声を掛けてタモを用意してもらおう。その後、左舷トモの女性アングラーにもクロダイがヒットしてビッグファイトの後、無事ランディング。しばらくすると、イシモチの良型も顔を見せ始めた。根周りにいる個体だけに、良いサイズである。さらに、マアジも良型が混じるようになってきた。「実は、昨日この場所で…」と、見せてもらった写真にビックリ。なんとそこには47cmのマアジが収められていた。「これ本牧のこの場所で?」と聞くと「そうなんです。久し振りにこのサイズを見ました」とのことである。大型らしき引きも今年は多いようで、これからのシーズンも非常に楽しみである。後半はマアジがダブルで上がるシーンなどもあり、大盛り上がりのうちに沖上がりの時間を迎えた。手軽に美味しいアジが狙えて、さらに大型マアジやクロダイも狙える東京湾のライトアジ。ファミリーやカップルでも気軽に楽しめるので、ぜひ多くの釣り人にチャレンジしていただきたい!