心配されていた天候だが、後半は雨が降ったり止んだりという状況に。ただ、まだまだ猛暑が猛威を振るっていた時期でもあり、かえって気温は涼しく、釣りに支障をきさない程度である。カマスに執着していた記者も、後半からはアカハタメインに。ジグヘッドに大型ワームをセットしてキャストした。ボトムへの着底を確認したら2~3m巻き上げ、ロッドを激しく数回シャクってルアーをダートさせる。ロッドをやや立てた状態で止めた後、軽くラインスラックを出すようなイメージで、ルアーをフリーなアクションにして沈ませる。そしてボトムに着く前に、すかさずアクションを加える。すると一投目にして、底から2m辺りでヒットした。アカハタだ。この〝フォール中のヒット〟もワインド釣法の楽しさのひとつである。他のお客さんにも次々にアカハタがヒットする。さらにイナダも回遊してきたようで、ビッグファイトを楽しんでいる方も。その後、潮も流れ始めて釣れそうな雰囲気になってきたのだが、突然の豪雨でゲームセット。残念ではあるものの、雷の可能性もあるので、やはり安全第一である。昨年はイネゴチのレコードクラスがキャッチされたり、マゴチやヒラメなどのフラットフィッシュも狙える〝ボトムワインド釣法〟。ぜひとも、今期チャレンジしていただきたい!