好調のショウサイフグだが、実は中盤以降喰い渋った。いや、他の釣り人は釣っていたが記者はアタリが遠のいた。色々試すも結果が伴わず、悩んだ末に左舷大ドモ(船尾)のエキスパートに釣り方を聞いてみた。「アタリが出てから合わせています。空合わせはしないです」とのこと。言われてみれば知らず知らずのうちに空アワセ多めになったかも!?大船長も空アワセは「あまりしない方が良い」と言っていた。釣り方を変えるとアタリが出るようになりすぐ“つ抜け”た!さらに続けざまに追加して12匹!とラストスパート!しかし、11時、無情にも「それでは上がります。片付けてください」という船長のアナウンス。結果、ショウサイフグ、23~38cm、12~32匹!30匹前後3人と絶好調!帰港後、釣れたフグはふぐ処理師の免許を持つスタッフが捌いて身欠きにしてくれた。刺身に昆布締め、唐揚げ、鍋…頂くのを楽しみに帰路についた。山本幸夫船長に今後について聞いてみた。船長「今は深めの水深で大型中心に狙っています。良い日には30cm前後主体にトップ30匹超!釣れれば大型なので強い引きを楽しめて初心者もお土産になります。しばらくはこのパターンで良い釣果が期待できそうです。そして、これから浅めの水深を狙うようになると数狙いに変わります。アベレージサイズは少し小さくなりますが、アタリ多く誰もが楽しめます。釣って楽しく、食べて美味しい、高級魚のフグ釣り、チャレンジお待ちしております」