チョイ投げで誘っていた竹ノ内さんが「おー、ダブルだ」の声。操舵室の窓からは「いい型だね」と鈴木船長も顔を出している。見ると岩崎さんが24cm級を取り込んだ。岩崎さんら左舷の方たちは前方へチョイ投げして船縁下まで誘って来ると、ひったくるようなアタリが来る。右舷は雨で4人がキャビンへ。石田さん一人が孤軍奮闘し、目の前から前方に払い出す潮に仕掛けを乗せて1匹、2匹と釣り上げている。残念!キス好調も雨と風で早上がり竿を出し続けている釣り人には、小型のアジも交じって良型シロギスがポツポツと釣れていたが、海もだいぶ波模様となり、小さなウネリも出てきた。雨が激しくなった午後2時過ぎ「少し早いけど上がりましょう」と船長の判断で沖上がり。リレー釣りの船中の結果はアジ15~28cmの食べごろサイズが4~28匹、シロギス12~24cmが0(船酔いの人)~30匹。雨模様で潮も余り良くない状況で、この成果は上々だったといえよう。本牧沖のアジも安定、シロギスも状況で浅場での数釣りが可能。釣り味、食味の二刀流を楽しみに出掛けてみては如何だろうか。