残念ながらこの日は最後までマハタの顔を拝むことは出来なかった。しかし、代わりに“外道”とはいえない程立派な魚に数多く出会った。ひと際長いやり取りで上がって来たのはブリ。他にもワラサとイナダの間のサイズのサンパク、メジマグロ、大きなハチカサゴ、1.5mはあろうかというアカヤガラ、マトウダイ等々。海水温が下がればマハタもこの日は、大原沖のヒラメが早くも絶好調なのを確認できた。これから海水温が下がってくれば間違いなくマハタも交じってくるだろう。また、この日がそうだったようにイワシ餌には、思わぬ高級魚も度々食って来る。まさに“五目釣り”が楽しめる事も。楽しい季節の開幕である。