釣行を終えたウエカツは、兵庫県を代表する酒蔵『沢の鶴』を訪問。受け継がれてきた酒造りの歴史や、日本酒造りに欠かせない酒米・山田錦について学びながら、ものづくりに対するこだわりに触れていく。そしていよいよ、この日の主役であるキュウセンを調理する。まずは表面のヌメリとウロコを丁寧に取り除き、下処理を進めていく。魚をさばく際に気になる胃袋の中身を確認すると、キュウセンは貝類などを捕食していることが分かった。普段なかなか見ることのできない食性まで知ることができるのも、この番組の魅力だ。料理は魚のサイズに合わせて使い分ける。定番の刺身はもちろん、開き揚げ、天ぷら、焼き漬け、お吸い物など、さまざまな料理へと姿を変えていく。完成した料理の数々は、思わず驚いてしまうほどの仕上がり。上品な白身は刺身で甘みが際立ち、揚げ物ではふっくらとした食感を楽しめる。キュウセンが高級魚にも引けを取らない美味しさを持っていることがよく分かる内容だ。普段はリリースしていたという釣り人も、この番組を見れば考え方が変わるかもしれない。釣って楽しい、そして食べて美味しい。そんなキュウセンの新たな魅力を発見できる1本となっている。