予報通り風がドンドン強くなり、アタリも分かりにくくなった。海には“ウサギ”が飛び跳ね出した。午前9時30分、風を避けるべく風裏へと小移動。「水深13m、下から2mちょい上まで」と言う船長のアナウンスで再開。「風が強い日は澄んだ沖の潮が入って来ちゃってアジが警戒しちゃうんですよ」と船長。その言葉通り、釣り始めのラッシュのようなアタリは無い。しかし、絶えずポツリポツリと釣れてくる状況。取り込む時に風で煽られ逃がしてしまう事も多々あったが、沖上がりの11時まで、皆さんしっかり釣果を伸ばした。これから盛夏に向け、期待度アップ!結果は、17~26cmのアジ5~27匹、ゲストにサバ、イシモチ(シログチ)が交じった。強風とアカクラゲの影響はあったものの十分楽しむ事が出来た。「これからの時期は数も出て、ゲストにサバも交じり良いお土産になるよ」と船長。帰りがけ琉希君に、「楽しかった?」と聞くと「楽しかった!」と答えてくれた。新たな釣り人の誕生だ。初めてで船酔いが心配な人、家族で行ってみたいけど子供が飽きちゃったらどうしようと考えてる人、穏やかな海で短時間勝負! 刺し身やタタキは勿論、焼いても揚げても美味しい東京湾の“黄金アジ”、気楽に始められる半日LTアジでの船釣りデビュー、是非お勧めしたい。