空合わせの“常磐スタイル”の常連さん、繊細なアタリを取っていく“湾フグスタイル”で釣果を上げる人、それぞれのスタイルで楽しんでいる。そんな中、私も竿を出した。常連さんのスタイルを見様見真似でやってみる。底を切って、5回小突いて空合わせ、フォール中にモゾモゾとしたアタリ、すかさず合わせると、上がってきたのは、小ぶりなショウサイフグだった。しかし、後が続かずに時合は終了した。上手い人の動きを真似ているつもりでも、竿の調子や人の癖などが違うのでそう簡単にはいかないものだ。今考えると空合わせが強すぎたのかもしれない。合わせが強すぎると魚が散る。今回、ゲームロッドやキス竿など柔らかめの竿を使っている人が多くいたのもうなずける。次回は、もっとソフトに合わせようと誓った。これから秋にかけて数釣り期待!「乗っ込みシーズンは終盤になるが、今後秋に向かって数釣りが期待できるようになる」と小沼資平船長。『山正丸』では、例年10月一杯はショウサイフグをやっているとのこと。これからはビギナーにも比較的簡単に釣る事が出来る時期になる。是非1度出掛けてみては如何だろう。※釣ったフグは、全て処理の免許を持ったスタッフが捌いてくれる。