小池さんの“ドラゴン”の余韻冷めやらぬ20分後、私の釣り座の反対側だったのでやり取りを見ることは出来なかったが、船長の「またデカイの出たよー!」の一声で駆け付けると…左舷胴の間の行徳進さんの手にはこれまた“ドラゴン”。しかも、その魚体はさらに長い気がする。暴れる魚に苦戦しながらもメジャーを当てると何と110cmの超大型。僅か20分の間に2匹もの獰猛な顔つきの“ドラゴン”が釣り上げられた。今後最盛期へ!その後も2匹目のドジョウならぬ3匹目の“ドラゴン”を目指して誘い続けるも、残念ながらこの日はこれにてジ・エンド。後半失速してしまったこともあり、この日はトップ18匹で納竿となった。しかし、まだまだ2017年夏のタチウオ釣りは開幕直後である。今後群れが一定の場所に集まり、8月中旬には浅場でも釣れ出す最盛期となる。そして、その後は段々と水深が深くなるものの一方でサイズは大きくなってロングランで強烈なタチウオの引きを楽しむことが出来る。