「解禁前もマダイ釣りで(“外道”として)よく釣れていたので、フグの数は多いと思います。まだ港前の大原沖しかやってないですが、太東沖を捜したり、海水温が下がれば群れも固まって、サイズも数もまだまだこれからです。この時期でこれだけ釣れてるので、今年は最盛期が楽しみです」と今シーズンを語る船長。その言葉通り、取材日の翌日には良型のトラフグが上がり、また後日の9月9日には太東沖で竿頭50匹と右肩上がりの釣果を打ち出している『長福丸』。帰港後は“フグ処理師”免許を持つスタッフが手際良く可食部位だけの“身欠き”にしてくれるので、誰でも安心してフグ料理を満喫できる。この秋、絶好の条件が整う大原発のショウサイフグ釣り。奥深いカットウ釣りの釣趣と、手軽に様々な料理で楽しめるショウサイフグの味覚を、是非ご賞味頂きたい。