「この時期のカワハギとしてはほぼ例年通りなんですが、“外道”が物凄く多いですね。この時期は掛けるのが難しいとかじゃなくて居れば食ってくるので、カワハギが釣れるタナを見つけることなんですが…今は“外道”も高いタナまで上がってくるんで、分けて釣ることが出来ないんですね。“外道”が居ない所へ行くとカワハギも全然釣れなくなりますから、“外道”の中で、“外道”も釣りながら辛抱強くカワハギを獲っていくことですかね。これから海水温が下がってくると、だんだん釣りやすくなってくると思います」と、高橋健治船長。活性が高いからと言って、決して容易ではない初秋のカワハギ釣り。洞察と工夫を凝らして釣るゲーム性の高さを味わうには、最適な季節ではないだろうか。