その後、今度はマダイ以外の魚の活性が高くなり、マダイの気配は感じられるものの、釣れて来るのはイナダやアジ、ハナダイなどの“ゲスト”という時間帯が続いた。船長から「コマセはひとつまみ程度にしてください。マダイはそれでも食って来ますから」というアドバイスがあったが、サバやヒラソウダに邪魔されて、周囲の仕掛けを巻き込んでオマツリしてしまうことが多くなった。そして10時30分、左舷胴の間で唯一マダイの顔を見ていなかった釣り人が、難しくなった時間帯にも拘らずマダイをゲット!これで乗船者全員がマダイを釣り上げた。12時30分沖あがり、この日は0.4~2.2kgのマダイが1~5匹。竿頭5匹同数が3人、船中12人で30匹の好釣果!港には女将さんが待っていてくれて、温かい缶コーヒーなどの飲み物を振る舞ってくれたのがありがたかった。船長が釣れたマダイを計量&記念撮影。朝配られたペットボトルの氷を返却し、代わりにクーラーにたっぷりの砕氷を入れてもらった。多少荒れた天候ではあったが、終わってみればお土産十分!皆さんの顔から笑顔が絶えることはなかった。