竿頭は常連の信田さん。キンメダイ14尾と豊満な大サバでクーラーは賑やかだ。「今日は小さい。いつもはもっと大きいよ、45cm級とか」と良い日を知る常連さんたちは悔しそうだったが、小生には充分満喫の取材日。今後の展望を高橋良至船長に訊いた。「まだ下の水が冷たいからこれからですね。産卵とか水に慣れてくると、アコウダイ(メヌケ)が浅いところに入って来ます」とますます楽しみだ。座席には温水パイプがあり、エアコン完備のキャビンには電気ポットや電子レンジがあるのも、これからの寒い時期にはありがたい。貸し竿の釣り人には釣り座のセッティングはもとより、魚が掛かった後も巻き上げ速度やドラグ調整にまで船長が跳んで来て見てくれる『太郎丸』の“アコウダイ五目”。乗船者18人限定の予約乗り合いなので、まずはお電話を。