その後も、流し替える度に船中コンスタントに“本命”の顔を見る。このエリアの最大の特徴がサイズの良さ。この日は1kg級が最大で、特大サイズこそ顔を出さなかったものの、平均的にサイズがよかった。ほぼ全員がいいサイズをゲットしてホクホク顔。前半のスルメイカでトップの山口さんが何の因果か“本命”の顔を見られずにいたが、終了間際に一際大きな竿のしなりで逆転ホームランか?の期待を抱かせたが、上がって来たのはなんと2kgオーバーの特大カンコ。これには驚かされた。最後の大きな歓声をもってこの日はお土産十分で終了。小型はリリース平均的に良型だったが、たまに交じる30cmに満たないようなサイズはリリースしている人も多くいた。オニカサゴは非常に丈夫な魚で、浮袋がないのでリリースしたら元気に海中に戻って行く。希少な魚だけに嬉しい光景だった。この日は、ほぼ全員がクーラーにスルメイカとオニカサゴと十分過ぎるお土産を確保。私も次回は取材ではなく、終日遊び倒したいと思いながら帰路についた。