その後も厳しい状況が続いた。11時を過ぎると、予報通り風も強まって来た。繊細なアタリを取るマルイカ釣りには、一層厳しい状況になった。この日のイカは、10m近く浮き気味とのこと。活性が低く下まで追って来ないようだ。やはり巻き落としも効果なしの様子。「イカがいるのは確か。大きい反応をいくつも見つけたけど、今日は全然触らないんだよね」と船長。結局、1時半頃、風が更に強まり、早上がりとなった。トップ20杯(柏崎さん)と厳しい状況だったが、群れの濃さは実感出来た。「いつスイッチが入ってもよい状況」と船長。マルイカの“Xデー”はいつか!?ひょっとすると、あなたが出掛ける日かも知れない。