朝方はコンスタントにアタリが続いた。このエリアは非常に魚種が豊富でマハタ、ヒラメなど思わぬ大物が来ることも。ドラグを絞め過ぎて糸を切られるなんてシーンも多々見られた。かといってドラグを緩くすると良型のカサゴやアカハタは根に潜ってしまいジ・エンド。この辺の駆け引きがまた楽しい。もし根に潜られたらダメ元で少し待ってみてもいい。運がいいと警戒心が薄れたカサゴがまた出てきて取れることもある。無理やり出そうとするとまず出てこない。この日、私も後半竿を出し、糸を切られる事2回。ドラグを出され根に潜られる事1回。結構の確率で大物がいる。トップ21匹!で終了今シーズンにしては珍しく、潮が終日よどんでおり、決して良い条件ではなかったが、それでも最終的には永島さんが33cmを頭に合計21匹を釣り上げてトップ。これで潮が程よく動いてくれたらどうなるのか。期待を抱かずにはいられない釣果だった。これからが最盛期。規格外の“ジャンボカサゴ”。館山自動車道を走って南方最南端まで行く価値は十分だ。