「数は例年並みで良く釣れてます」と今シーズンを語る長崎功船長。「基本はまず餌付けですね。真っ直ぐ付けないとダメです。餌の大きさは(イソメ1匹の長さの)半分くらい。船宿仕掛けのハリは大きいので、そのくらいがバランス良いです」とは船長談。具体的なエサの付け方や釣り方は、頼めば出船前に説明を受けられるので、知ってるつもりでも教えを請えば新たな発見があるかも知れない。釣り易くて奥が深い、まさにビギナーからベテランまでも魅了する東京湾のシロギス釣り。お子さんの船釣りデビューにも、疲れず飽きず、万が一の船酔いでも帰港の早いショート船は最適だ。腕に覚えのある太公望は武者修行に、また貸し道具も充実しているので夏休みの食育と思い出作りの候補としても強くお薦めしたい。 なお、暑い盛りの釣りなので、日焼け止めや帽子の準備と、飲み物は1人1.5Lは持ち込んで、まめな水分補給をお忘れなく!