ミヨシ両舷2人はルアー釣り。ジグだ、ワームだ、エビングだと挑戦していたが、「追ってくるけど食わない」とボヤくのは江村宏さん(流山市)。「先ほど他の船でフカセ釣りで釣れていたから食うと思うんだけど」と竿を振っていた。船長は魚の群れや船団と一緒に移動し、群れの移動を見極めた。そして江の島寄りのポイントに先回りして待った。ここで一気に戦闘モードに突入!トモでミヨシで一気に竿が持ち込まれた。左舷トモの井家上信行さん(町田市)に、そして3年前に30kgのキハダを釣り上げたという隣2番の長峰恵信さん(八王子市)に、3番の中西勝夫さん(八王子市)にと同時にアタリ。その後も葉山沖を少しずつ移動、場所に当たると右舷で左舷で同時にアタリ。8時頃には私を含め右舷の4人に同時にアタリ、まるで戦場のようだ。そして時を置かず左舷でも3人同時に3kg前後の“本命”が乱舞。中でも菊池さんが順調に掛けて10匹ヒット、バラシはあったものの7匹ゲットした。そして杉野さんが3匹をバラしながらも5匹を、渡辺さんもハリス切れもあったが5匹、三浦さんも3匹をゲットしたが、バラシも3匹あってちょっと残念な表情。私も取材しながら4匹と大満足。他の人達も2~4匹。キハダには巡り合わなかったものの、シーズンインのコマセの本ガツオ釣りを堪能した。ルアー組は食い気が少なくバラシもあって2人で1匹と残念な結果だったがナブラが見れるようになれば期待できそうだ。船長の見通し「初日が芳しくなかったので心配していましたが、今日は近場で食い気もあって型も良くお土産になってよかったです。今後は群れが入ってくる時期ですので、希望が持てますよ。キハダも周りで釣れているので、巡り合えればファイトを見せてくれると思います。ハリスを状況に合わせて14~18号と使い分けるのが釣果を上げるコツですね。ライントラブルに気を配ることも必要です」と船長。