好調の波に乗るべく私も竿を出した。しかし、タチウオからの活発なアタックで、いきなりのラインブレイク。タチウオの鋭い歯は50lbのリーダーをいとも簡単に切ってしまう。それでも波に乗り遅れる事無く良型を釣り上げる事が出来た。周囲も確実に釣果を伸ばし好調が続く、ドラゴン級も交ざり良い感じだが、風は強くなる一方。通常なら後半に“青物”を狙いに行くそうだが、この日は強風の為、このままタチウオを狙う事となった。その後、更に活性が上がり釣果も伸びて、この日の釣行は終了となった。釣果を伸ばすポイントは?台風通過後、しかも白波が立つ強風の中だったが、終日“好釣”そのもの。“指5本”のドラゴンも数匹交じって7~30匹の成績。「その日その日でパターンが変わるからね。釣れている人を真似るのが一番だね」と船長。それならばと“竿頭”となった横澤さん、小松さんにこの日のポイントを伺った。「カラーをローテーションした時にアタリが良く出ましたね」と横澤さん。「パターンを見つける為、基本カラーとなるジグから、その日の釣れるカラーを見つけます」と言うのは小松さん。やはりジグのヒットカラーを早く見つけるのがポイントのようだ。東京湾では初夏から初冬まで楽しめるタチウオ釣り。鱗も無く捌くのも簡単、そのフワフワの脂の乗った身はとても美味しい。特に天ぷらお勧めですよ!