ミヨシから錨を入れ、掛かり釣りで様子を見ていた船長も竿を用意し、手本を見せてくれた。コマセを詰めたビシが海底に着いたのを確認、リールを3、4回巻き上げ、竿を大きく2、3回振ってコマセを撒いたらまた2、3回巻いて待つと、クンクンと竿先にシグナル。20cm前後のコロッとしたアジを連続で釣り上げる。見ている間に5匹、6匹と数を伸ばす。「サバを避けるのなら赤タンを取って空バリにしてもアジは食って来ますよ」と教えてくれた。コマセワークでサバを避けるコマセをドバッと撒くとサバが先に寄って来てしまう。ビシカゴが海底に着いたら1m巻き上げ1、2回竿を小さく振ってコマセの出方をセーブ、さらに1m巻き、竿を小さく煽ったら後はコマセがチョロチョロ出るようにするとサバ避けになる。間も無く沖上がりの時間となったが、2魚種とも満足の釣果。家に帰れば2種の塩焼きに刺し身、旨さも2倍で大満足でした。