水深も30~40mと浅く、着底やアタリの取り易い日立沖の一つテンヤ・マダイ。良型を釣るコツを山縣雄太船長に訊いた。「他の魚や細かい(個体の)アタリが多いタナに餌を止めて置かないことです。魚探の反応が3mあったら、狙ったサイズのマダイが釣れるタナを捜して、タイの釣れたタナを重点的に釣る」と船長。実は取材日もタナを徐々に誘い上げ、反応より上で掛ける釣りがサイズアップに功を奏した。『日正丸』では“タイラバ”や“タイジグ”も同船で楽しめるので、大物を狙うならこのアドバイスを心に留めて置きたい。また、今後は海水温低下に伴い50m以深を攻めるケースも想定されるので、8~10号のテンヤも用意して臨めば転ばぬ先の杖になるだろう。驚きの還元率、100万円チャレンジ!海水温が安定してきて、釣れる数もサイズもアップしてきたと船長も太鼓判を押す日立沖のマダイ。話題の「100万円チャレンジ」は、10kg以上のマダイを釣ったら、釣った人それぞれに100万円の懸賞金が約束されている。更に1kg以上のマダイを釣った人から抽選で1名に100万円が当るWチャンスになっているので、参加資格は1kgアップ1匹ごとに与えられ、当選確率は5匹釣れば5倍、10匹上げれば10倍と期間中どんどん積み上げられる。その結果、還元率は宝くじや競馬よりずっと高いことにお気づきだろうか。楽しく釣って、更に100万円ゲットのチャンス。2020年のお正月は縁起の良いマダイ釣りで、年の始めの運試しをお楽しみ頂きたい。