関さんがビッグファイト。「これもしかしてトラフグ!?」と期待したが上がって来たのは、見事に口にフッキングしていたスズキ。太陽が顔を出しアタリが出て来たが、ハリ掛かりが悪い。底に餌が着いた瞬間にアタリが出るのだが、どうもタイミングが合わない。そんな中細かいアタリを合わせてヒット。原因はクサフグの活性が上がってしまったのだ。ただアカメフグ(ヒガンフグ)のアタリもあり、タイミングが合うとヒットするので油断出来ない。「やっと来たよ」と、今回がアカメフグ(ヒガンフグ)初挑戦の所さんも2匹目を上げると、浅瀬石さんも良いテンポでヒットさせていた。関さんは小型、中型も交ぜながら良いペース。「ベテランだな」と思わせる部分が垣間見えた。関さんは、オモリのカラーや仕掛けを組み直し、その時の状況に合わせて変更。ハリに関しても様々な物を試している。浅瀬石さんは毎回掛かりが悪いとシャープナーでハリを研いでいる。こう言った部分は重要で、バラシの原因を取り除き釣果に繋がる。特にアカメフグ(ヒガンフグ)は皮が硬く刺さり辛く、またポイント自体も根掛が多い場所なのでハリが傷みやすい。潮が止まるとアタリは少なくなってしまい午後3時に納竿になった。雨で釣り辛い状況だったが、関さんは何とアカメフグ(ヒガンフグ)18匹で竿頭。帰港後船宿が「身欠き」にして渡してくれる。「大きいのは熟成して刺し身で、小型は揚げて食べます」と関さん。お正月の料理には最高。合わせてドスン、好調持続のアカメフグ(ヒガンフグ)釣り。是非楽しんで頂きたい。