かくして、この日の竿頭は船中1匹目を釣った鈴木さんの142匹。次点は132匹、3番手も129匹と、束釣り(100匹以上)達成者続出の好釣果に恵まれた。しかも25cm前後の良型を含む型揃い。みなさんクーラーボックス満タンで恵比寿顔の沖上がりとなった。この大きなシロギスは是非、塩水で洗ってお刺し身や昆布締めをお試し頂きたい。フライやしゃぶしゃぶ、“マース煮”などもお薦めだ。また取材日も相当数釣れたイシモチ(シログチ)は、釣れたら直ぐノドの部分を切って血抜きすると、お刺し身にしても美味しく食べられるのでお忘れ無く。ビギナーからベテランまで、間違いなく楽しめる真冬の東京湾のシロギス釣り。防寒着をしっかり着込んで乗り込めば、見たこともない良型の、驚くほどの数釣りに、心も身体も熱くなること請け合いだ。