数回潮周し。投入しながらポイントを探ると、再び竹内さんにヒット、右舷ミヨシ2番目の鈴木さんにもアタリ、3番目大堀さん、4番目滝沢さんとアタリが続いた。いよいよ合図が出て巻き取り開始。「いい引きだ」と鈴木さん。巻き取り時もラインの向きに注意してコントロールをする。まずは鈴木さん。海面を見ていると青白い光。「キンメ付いてるよ」と上がって来たのはキンメダイのダブル、更に良型クロムツがついていた。隣の大堀さんもキンメダイダブル、滝沢さんもキンメダイを上げる事が出来た。「潮さえ良くてサバが邪魔しないと居るんですよ」と鈴木さん。潮周りで再投入したが“サバラッシュ”でポイント移動。その際に皆さんサバを下処理したりしていた。暫く移動して、今度は340mから深く落ちて行くポイント。潮の流れで仕掛けの向きを調整する。深いポイントを熟知している船長。投入から5分程でオモリが底に。すると加藤さんにアタリ。川島さんにもアタリが来た。面白いのは前半浅くなって行くポイントと、後半深くなるポイントでは最初に当たる釣り座が変わる事。仕掛けが上がってくると、加藤さんはキンメダイダブル、そして川島さんにはクロムツがついていた。ポツリポツリとキンメダイが上がる。上げて来る時、仕掛けがアクションしてしまいサバの猛攻を受ける。最後に城ヶ島沖に変更して再スタート。アカムツも出るらしく常連さんの中には一番下のハリのハリスを長くしている人も。アタリが出て「何かな」と巻き取り開始。すると、オキギス、メダイ、クロムツ、ユメカサゴと何とも賑やかだ。数回投入した所で午後2時30分の沖上がりの時間を迎えた。キンメダイのトップは7匹だったが、「1.6kgと言うのも先日出たんです。良い時は30匹位上がるんですよ」と常連の鈴木さん。様々な魚が釣れて来る“深場五目”は楽しい釣り。「美味しい高級魚」を狙ってみては如何だろうか。