アタリも無くなった9時半過ぎ、朝のポイントへ移動。しかし10時を過ぎると予報通り風が出てきた。また、船の水温計は16.2度を指していた。その後、マダイを何匹か追加し12時8分に納竿となった。まだ“走り”の時期ということもあり、サイズはまだまだだったが、“乗っ込み”の気配を十分感じる結果だった。船長に聞いた今シーズンの状況と今後の見込み「まだ日によってムラがありますが、良いときは白子も真子も腹パンパンの魚も出てます。今日は、前日の風で水温が下がったのと潮が流れなかったのであまりよくはなかったですね。これから6月にかけて本格シーズンになるので数も大型も期待出来きます。コマセ・マダイは、難しいイメージがありますが、タナ取りと小まめな餌チェックさえすれば難しい釣りじゃないので初心者の方も自己レコードを更新したい人も是非チャレンジしてみてください」と、船長。『共栄丸』の船宿記録である9.65Kgも、2018年4月24日の記録だ。大型を狙えるこれからのシーズン、“沖釣りの王道”とも言われるコマセ・マダイに出掛けて見てはいかがだろう。