かくして、食いの立つタイミングもあり、“ゲストフィッシュ”も多彩で良型揃いだったが、急激な海水温低下で釣果の谷間に当たってしまったこの日。その後、海況は回復して、マダイは1kg弱を頭に4~6尾、プラス様々な“ゲストフィッシュ”でクーラー賑やかな初夏の好釣が戻ったと船長から嬉しい報告が届いた。7月からは午後船もスタート。2、3人から出船するそうなので、釣り友達と乗船すれば確実。まずは電話を。かつては釣果0が珍しくなかったマダイ釣りが、軽くてシンプルな道具立てで手軽に数釣りを楽しめる現代。「釣魚の王様」は、今や子どもでも釣れて、食べて楽しめるゲームフィッシュとなった。太公望には気軽で一発大物を狙える釣り物候補として。また、お子さんの海釣りデビューをお考えの方は、穴場的な海水浴場も近く、旅館やホテルも選べる日立久慈エリアで、のんびり過ごす夏休みを提案したい。