私も竿を出した。午前より午後の方が活性は上がっていたが、それでも“本調子”という感じではない。派手なコマセワークは避け、コンパクトに軽くコマセを振ってタナを取り、アタリが来ない時はゆっくり竿先を下げて暫く待ち、ゆっくり竿先を持ち上げると、その瞬間クククッとアタリ!この釣り方で4、5匹立て続けに釣れた。終盤になると22、23cmの中アジが掛かり出し、皆さんの足元のバケツは多くのアジで賑やかに。アタリは最後まで続いた。「冬場のアジは日によって多少ムラもありますが、雑念を払って“無”の境地で根気よく釣れば結構楽しめます。“東京湾ブランド”の幅広の脂の乗った美味しいアジを釣りに来てください」と村山克英船長。アジは春に向かって調子を上げる。是非挑戦して頂きたい。