潮回りをしながら魚の反応を見る。船長の合図で直ぐに投入出来る様にして置くのも一つのポイント。餌のイワシが沖に泳いで行く様にするのがベストで、船が完璧に止まってからだとイワシが泳いで行かず船から餌が離れなくなってしまう。また、必要以上にラインを細くしない事。大物がヒットした場合周りの人が上げてくれるが、ラインを交わす場合、細いと絡んだり、ラインに傷がつき易い。船長が魚の反応を見ながら、ハリの形状が独特のバケ「ブッペ」でカツオを次々にヒットさせるのは圧巻だった。沖を見ていると時折キハダの跳ねも見られたが中々ヒットして来ない。後半、ビッグファイトの連続だったが、全て本ガツオ。中には5kg近い見事な魚体も登場。掛かってからは一瞬「キハダか?」と思わせる引きだった。また、取材当日にはキハダはキャッチされなかったものの、取材日前後には20kg級のキハダをキャッチしている。まだ始まったばかりのキハダ・カツオ。これからが楽しみだ。