今回の釣行時は、水に少し濁りがあった。数日前は大雨でマッディだったが、少しずつクリアになって来た感じだろうか。ふと思い返せば、マッディからクリアになる途中の水質はよく釣れる。先日、“濁り明け”に釣りをしたときは、1時間半で11匹と、まさに爆釣だった。頭の中でイメージした通りに釣れ、自分でも怖いくらいだった。先月も同じようなコンディションの日があったが、その日も短時間で5、6匹のニジマスと出会え、満足して早めに切り上げたことを覚えている。時期なのか、運なのか、天気なのか、真実は難しいが私は“濁り明け”の水質かな?と考えている。いろいろと研究論文や雑誌などをあさってみたら、魚は多少濁っている時の方が警戒心が解けて活性が高くなったり、増水時には流されないように深場にある岩陰でじっとしている可能性があるらしい。と、なれば、増水の影響で数日間何も食べずに、岩陰でやり過ごし、お腹がペコペコになった時に丁度良く、身を隠せるくらいに濁っていると考えると、食欲を爆発させるのにも同情出来る。これからは大雨の日に「釣りが出来ない」と落ち込まず。「数日後は爆釣だ!」と期待を込めることにする。