すっかり姿を見なかった友人達は、1人はすご~く上流へ。もう1人はすご~く下流へアユを求めて旅に出ていた。橋上、上流へ行った友人は「結構釣れたよ」。瀬もヘチも攻め、チビアユから良型アユまで様々なサイズのアユを持ち帰って来た。上流域は瀬を攻めると気持ち良いアタリの良型のアユが掛かったとの事だった。連発はなかなか無いものの、足で稼ぎこれだけのアユを釣ってくるのは流石である!ヘチのチビアユちゃんに取りつかれ、あまり場所を移動しなかった自分に反省である(笑)。日も暮れ始め川もだいぶ空いて来た。そこで、友人と相方の30分一本勝負が始まった!開始早々、相方痛恨の根掛かり~からの痛恨のゴミ釣り上げ(笑)。友人は丁寧に左岸を釣っているが反応が無いとのこと。一日中多くの釣り人が釣り歩いたポイントは厳しかった。今回はドロ~で終了。こんな楽しい時間も仲間がいるからこそ!とつくづく思うシーズンの始まりだった。竿を仕舞っていると、最後の釣り人となったアニキが堰堤下の下流から帰って来た。釣れない時も釣る男!それがアニキである。技術を駆使し、足を使い、結局いつも最後には多くのアユを持ち帰って来る。今回もアニキの曳舟には多くのアユが、しかも良型が多い。下流もやはり瀬で良型が掛かったとの事。引きも強くしっかり追ってきて掛かったと言う。良型のアユには追星もくっきり付いていた。これこそ「良いアユ」ってやつです!そしてこれこそ「アニキ」ってやつです(笑)。30cm増水からのスタートになったこの日はどうなる事かと思ったが、さすが桂川水系である。皆30匹前後の釣果を上げることが出来た。「チビアユ多数!新垢あり!」。これで大水が出なければ“XDAY”は近いはずだ。ここ暫くは目が離せない。チャンスデイを見逃さず、何処からともなくハリをひったくっていく、あの「真黄っきアユ」を堪能しよう!