オフショアマガジン
2015.12.15号

釣り船 魚英・兵庫県明石港
兵庫県・明石沖の“タチウオパターン”で狙う“青物”!

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兵庫県・明石沖では、初冬を迎える頃になると、ブリ(メジロ)、サワラなどの“青物”がジギングで狙えるようになる。今シーズンも“タチウオパターン”で好調に釣れ出したと聞き、11月26日に明石港の『魚英』に出掛けた。

午前5時半集合、6時出船!

『魚英』へは、大阪市内から阪神高速道路→第二神明・玉津ICを降りて10分程。市内から1時間30分程とアクセスは抜群だ。午前5時半集合。5時過ぎに着くと、既に沢山の釣り人が到着していた。魚谷直毅船長が駐車場へ案内してくれた。受け付けを済ませて船着き場に移動、出船を待ち、定刻通りの6時に出船した。

当日は2隻出し!

当日は、「3号船」の魚谷吉伸船長(兄)と「1号船」の直毅船長(弟)の2隻で出船。「3号船」には私を含め14人が乗船、ジギング初挑戦の方や常連さんなど様々。出船時はまだ暗かったが、ポイントに到着したころには夜が明けた。

“タチウオパターン”って?

魚谷吉伸船長
明石沖では、潮の流れが複雑で激流になることも多くあり、小型のタチウオがその流れに流されて“ベイトフィッシュ”となる。ブリのお腹に小さなタチウオが沢山入っていたことに気付いた事から始まったのが“タチウオパターン(シルバーのロングジグ)”だ。 船長の「水深46mやってみて」と言うアナウンスでスタート。天気は曇り、風もなくベタナギだ。全員がシルバーのロングジグを投入する。メタルジグのウエイトは150~250gを使っている。この日は大潮で、朝方は潮の流れが緩く、徐々に速くなる潮回り。底が徐々にカケ上がる起伏に富んだポイントだ。ジグを着底させ、色々なシャクリ方でアクションを加える。フワフワとシャクッたり、キビキビとシャクッたりしながらアタリを探っていく。

今回乗船した「3号船」
受け付けはこちらです
明石海峡大橋

スピニングタックル、ベイトタックル。硬いものや軟らかいものを使い分ける
スピニングリール仕掛け図
ベイトリール仕掛け図

朝からいきなりヒット!!

3流し目で常連の植村さんにファーストヒット。底から少し上げたところでヒットしたようだ。スピニングリールのドラグがジッ、ジジッ!と鳴り、ロッドもきれいな弧を描いた。重量感のある引き込みをいなし、落ち着いたやり取りで無事、船長が差し出すタモに収めた。よく肥えたメジロだった。船を流し直すと、今度は右舷の上西さんのベイトタックルにヒット!潮の流れに乗り、重量感溢れる引き込み。船長が操船でアシストしながら、無事同型のメジロが上がった。更に船を流し直すと、船長から「ええ反応が出ている。食わんか?」とアナウンス。すぐに橋本さんにヒット!こちらもメジロだった。また流し直すと今度は、山下さん、大池さんにダブルヒット!船長も「今日は、ええ感じや~」と、ご機嫌だ。

ファーストヒットは植村さん
タックルボックスには沢山のシルバーロングジグが入ってる
上西さんにもメジロ。ジグはナガマサ180g

船首で橋本さんにもメジロ!!
思い思いのシャクリ方で青物を掛けていく
[動画]タチウオパターンで狙う!青物ジギング

天候が急変!?

有本さんはベイトタックルでフワフワとシャクってヒット!!
ダブルヒットの時点で朝8時。ポツリポツリと雨が降り出し、風も強くなって来た。「魚探にいい反応が映る」と毎回船長からアナウンスが入る。流し直すともう一人の植村さんにメジロがヒットしたが、痛恨のバラシ。同船者のタックルと絡んでハリから外れた様だ。次の流しでまたしても植村さんにヒット。今度はバラすことなく上がった。こちらの植村さんも常連さんで、以前にも『魚英』でお会いしたことがある。「このジグよく釣れるねん」と、ヒットしたジグには特別な思い入れがあるようだった。 徐々に雨風ともに強くなり、いつまでできるか?といった感じになって来た。しかし、釣りの方は依然好調で流し直す毎に誰かのロッドが曲がっていた。左舷では有本さんがベイトタックルでヒット。植村さんにも2匹目が。こうなると誰がどの魚か判らなくなってくるので、イケスに入れるときには後でわかるように魚に印(ヒレをハサミで切る等)を入れておく。続いて角田さんにもメジロが上がった。

もう一人の植村さん
竿頭!?大池さん
角田さんにもメジロ

無念の早上がり

風はさらに強くなって来た。私も竿を出し、ベイトリールからスピニングリールに持ち替えてシャクっていると、左舷前方で「サワラに切られた」の声。するとすぐに私の竿にアタリが来た。ドキドキしながら上げてくるとサワラの姿。船長の差し出すタモに無事収まった。しかし、風は更に強くなり10時40分に無念早上がりとなった(通常は午後1時頃納竿)。 港に戻ると船長がイケスの魚を丁寧に絞めてくれる。桟橋では釣果報告と検寸と記念撮影。受け付けで温かいコーヒーが振舞われて終了となった。 この日の釣果は、「3号船」でメジロ13匹、サワラ1匹、竿頭はメジロ3匹。「1号船」ではブリも上がっており、メジロ11匹、サワラも97cm頭に2匹と好釣果だった。

何とか釣れたサワラ
港で記念撮影!釣果報告
戻ってからの温かいコーヒー

植村さんから頂いたメジロ。脂が乗っていて美味しかった~
『魚英』では、釣り船3隻を保有。チャーターも可能だ

これからまだまだ狙える!

『魚英』では、「ジギングダービー」も開催中。取材後も出船する度にメジロが上がっている。吉伸船長は「“タチウオパターン”のジギングは、年内は十分に楽しめ、うまくすると1月一杯狙えるかもしれない」と話す。食味には、定評のある“明石沖の青物”。正月用の魚調達に出掛けてみては如何だろう。

(釣りビジョンAPC・足立 雅史)

今回利用した釣り船
兵庫県明石港『釣り船 魚英』
TEL:078-917-1285
携帯:090-2356-7314
詳細情報(釣りビジョン)
釣り船 魚英ホームページ
出船データ
(料金)要問い合わせ
(定休)毎週火曜日
(交通)車は第二神明高速道路「玉津I.C」より約10分。電車はJRまたは山陽「明石駅」より徒歩10分
(出船時間)午前6時~午後1時頃
※料金等は取材当時のものとなります。出船時間や料金の変更等がなされている場合がございますので、詳細につきましては釣り船までお問い合わせください。
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