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「オトコの釣りメシ」待望の書籍化【2025年7月22日発売】

2025年06月17日公開

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釣りビジョンで放送・配信中、〝ウエカツ〟こと上田勝彦出演の『オトコの釣りメシ』が書籍化決定。玄光社より2025年7月22日(火)に発売される。魚の締め方、下処理、保存法、さばき方、調理法など、大反響を呼んだウエカツ流の処理方法を全て網羅。この一冊があれば番組に登場した料理を完全再現することが可能となった。『オトコの釣りメシ』を担当してから、神経抜き用のワイヤーが釣行時の必需品となったディレクターが、発売間近の本書の一部を解説。更に、スタッフが絶賛したおすすめメニューを紹介する。

 

魚の個性に合わせた最善の処理方法

撮影時、〝ウエカツ〟が特に注意していることが魚に与えるストレス。釣り上げてからバタバタさせると魚の体に疲労物質が溜まり、肉質を低下させるからだ。ディレクターとして、釣れた魚と一緒にポーズを要求して、何度叱られたことか…。そんな叱咤も魚への愛ゆえ。本書には魚を美味しく食べるために必要なポイントが綿密に描写されている。例えば、血の抜き方だけでも魚ごとに最適な抜く量があり、冷やし込む時間にも差があるのだ。本書を参考に魚を処理すれば味の違いは明白。魚との記念撮影を我慢して、未知なる味を体験してみてはいかがだろうか。

 

【スタッフ絶賛!おすすめメニュー】

 

最高の魚は、釣り人に与えられた特権

「〝釣り(釣り人)〟ほど恵まれた環境は他にない」。番組を立ち上げた当初から〝ウエカツ〟が力説している言葉だ。魚の流通現場では、どこで獲れ、どのように処理され、どう保存されていたのか、を明確にすることは簡単ではなく、自分が理想とする魚の入手は極めて困難だからだ。
その点、釣り人は、釣り上げた瞬間から口に運ぶまで、全ての工程を管理でき、最高の状態の魚を手にできるチャンスがある。その特権を活かすかどうかは釣り人次第だ。食としての魚の魅力を知ることで、〝釣り〟という趣味の素晴らしさを改めて実感できるのではないだろうか。

「オトコの釣りメシ レシピ」
釣り方・締め方・下処理・調理まで魚種ごとにまとめた、まさに〝釣り人&魚好き必携の書〟。
釣りビジョン公式オンラインショップで、特典付きでご予約受付中!

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この記事を書いたライター

岸田 雄平
長野県岡谷市出身。2013年『釣りビジョン』入社。制作部ディレクター。釣りの原点は信州諏訪湖のフナ釣り。入社後、様々な釣りに手を出してしまい頭も財布もパニック中。現在の担当番組は「TROUT QUEST」、「ヘラブナギャラリー」、「Rock'n Fish」、「Dz BASS」、「RAD SALT」など。
instagram:
@fishingvision
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