2026年03月31日公開
イワシが回遊してきて、いよいよ本格シーズンを迎えた大原沖。しかし、ヒラメ釣りポイント付近に居着いてしまったクジラの影響や水温変化により、釣果が安定しない状況が続いていた。そんな中、先日行われた大原港ヒラメ釣り大会では、優勝者が8kgの超大型ヒラメを釣り上げた。大型ヒラメ狙いのチャンスが到来している。
千葉県・大原港『秀丸』へのアクセスと乗船方法
東京方面、横浜・川崎方面いずれからもアクセスが良く、日帰り釣行がしやすいのが大原港の魅力。港到着後は船長が来るまで待機し、受付を済ませてから乗船する流れとなる。夜間の一般道走行時は動物の飛び出しに注意したい。
海況を見てヒラメ釣り一本に的を絞る
午前4時30分に港へ到着し、山口健船長に挨拶。話を聞くと、前日の予報より天候が急変し、風が強い状況とのこと。「今日はマハタのポイントまで行けない感じなんです」と船長。
この日はマハタ狙いの初日で楽しみにしていたが、安全第一。ヒラメ釣り一本で向かうことになった。先日の大原港ヒラメ釣り大会では8kgの超大型も仕留められ、大いに盛り上がったといい、期待が高まる。
トラックからイワシを積み込み、午前5時に出船。波をかわしながら、ゆっくりとポイントへ向かった。
ヒラメ&マハタ対応タックル解説【リレー船対応】
本来はヒラメとマハタのリレー船だったため兼用ロッドを用意したが、海況悪化によりヒラメ釣りのみとなった。
リレー釣行でワンタックルの場合は、ヒット後に根をかわす必要があるマハタに合わせ、ややパワーのある竿を選ぶと良い。長さは2.4m前後。
リールは中型両軸、または小型電動リール。道糸はPEライン3~4号、オモリは80号を使用する。仕掛けはヒラメ用で代用可能だが、ハリスは6~8号を用意したい。根掛かりなどのロストを想定し、仕掛けやオモリの予備は多めに持っていくのが無難だ。
山口船長によると、通常のヒラメタックルでも可能だが、少し強めの竿があると安心とのこと。詳細は船宿に確認していただきたい。
開始早々から良型ヒラメ登場!
ポイントまでは約20分の近場。5時30分投入の規定があるため合図を待つ。流しは横流しで、潮回りごとに右舷・左舷の潮上・潮下を入れ替えてくれる。
合図とともに一斉投入。水深は約17mの浅場からスタート。海底には小さな根が点在しているようだ。しばらくすると左舷でヒット。強い引きをいなし、慎重にやり取りすると良型ヒラメがネットイン。「最初からこのサイズ!」と、船内は笑顔に包まれた。
ウネリの中で座布団級と対峙
ウネリが高く、棚のコントロールが難しいコンディション。横流しではオモリを引きずりやすく、ラインを出さないと底を切りすぎてしまう。一方で、出しすぎるとアタリが取りにくくなる。
喰い込ませは重要だが、大型狙いでは「適切なタイミングで合わせ、針を口に掛ける意識」が好結果につながることが多い。
右舷で大型と思われる強烈なアタリがあったが、あと少しでハリス切れ。親針・孫針ともに飲まれていたようだ。左舷でも同様のブレイクが発生。数は落ちるものの、大型対応の必要性を感じた。
それでも良型ヒラメが上がり、春告魚のクロメバルも顔を見せた。
太東沖で厚みのあるヒラメ浮上
後半は太東沖へ移動。「前回も良型が7~8枚出たポイントです」と船長。
孫針の位置について聞くと、「お腹だと内臓を傷つけやすいので、背中の方がエサ持ちが良い」とのこと。多くのアングラーが背中打ちを選択していた。
記者にもヒットがあったが、惜しくもハリス切れ。「大座布団はいる」と確信できる内容だった。直後に良型ヒラメが取り込まれ、盛り上がったところで沖上がりの時間となった。
海況が安定していれば、キャッチ率はさらに上がっていただろう。今後も5月頃までヒラメとマハタのリレー釣行を予定しているとのこと。大型浮上のチャンスは十分。ぜひ大原沖のヒラメ釣り、マハタ釣りを楽しんでほしい。
この記事を書いたライター
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