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「AYU」HAS COME!2026年日本一早い鮎釣り解禁・秩父荒川で夏が始まる!

2026年05月05日公開

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鮎とのドラマが今年も始まる!さあ~2026年もやって参りました!最も心踊る瞬間、鮎釣りの解禁!今年もスタートダッシュを決めるべく、日本一早い解禁となる秩父荒川へ向かうことに。まだ夜が明けやらぬ河原は、今か今かと解禁を待ち望む全国各地の鮎釣り師たちで賑わいをみせ、熱気に満ちた秩父荒川での鮎釣りがスタートとなった。さあ!鮎釣り師たちよ準備はいいかい?今年も鮎と駆け抜ける夏が始まるぞ!

【この記事を書いたライター】SHOHEY

寒暖差激しい秩父荒川にはご用心!

解禁日の4月25日。空は厚い雲に覆われていた。朝晩の冷え込みが強く、水温は11度。時折吹く風は冷たく、身体が震える。しかし、解禁日の鮎釣り師たちは気合いが違う!しらむ空のもと、すでに川へと向かう釣り人の姿が多く見られた。久方ぶりにお会いする方々とすれ違う度についつい話し込んでしまう私も準備開始!ここ荒川の寒さは、なめちゃ~いかん。ドライタイツにガッツリ防寒は必須!久々の鮎釣りに忘れ物がないかも念入りにチェックし、いざ川へ!

毎年のことながら、オトリ屋前の銀座ポイントは今年も健在、満員御礼!どうやら今年は鮎が下りぎみで、下流サイドに多くの釣り人が流れていたため、とりあえず上流で様子を伺うことに。幸い、柳大橋上はまだ釣り人の姿が見られず、友人たちと並んでポイントに入ることができた。解禁の6時までまだ30分以上あったが、川には仕掛けをセットし、竿を担ぎ、解禁を待つ釣り人たちの鮎竿でアーチができていた。

川を覗き込んでみるが、鮎の姿は見当たらず。ただ、対岸右岸に入った友人は鮎の姿を捉えているようだった。さてどうなることか?何度も時計をチェックしてその時を待つ。10秒前!5秒前!胸が高鳴る!そして、川に解禁を知らせる花火の音が響き渡る!と同時に、一斉にオトリ鮎が放たれる。凛とした空気、川のせせらぎ、皆が目印に集中する静けさ、すべてが今シーズンの始まりを物語っていた。

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荒川鮎は目で追え!早朝は深場、掘れ込みに集中!

開始数分、下流の銀座ポイントでは早速竿が曲がり始めていた。一度竿を曲げた釣り人たちは、次から次へと鮎を釣り上げるが、反応のない場所では沈黙が続く。まだ放流された鮎はばらけることなく群れとなり、居る場所、居ない場所がハッキリ分かれてしまっているようだ。

1つ1つの群れは大きく、居れば目視で確認できるので、まずは目で鮎を探していくことが鍵となる。すると、鮎が見えていた右岸に入った友人の竿に反応が。続いて「バレた~!」の声。しかし、これは朗報!ここ荒川では反応さえあれば期待大なのだ!間違いなく近くに群れがある証拠だ。友人が立つのは橋直下の深み。程なくするとやはりバラした友人が一番乗りで鮎を掛けた。どうやら水深のある深みや掘れ込みに鮎が付いているようだ。

川には「解禁おめでと~」の声が飛び交う。1匹取れれば連チャン!群れを掴み入れ掛かり!のスタートだ。私も場所を譲ってもらい、今シーズン初の鮎を手にすることができた。何度も経験してきたことだが、やはりこの解禁日の1匹目は格別の感動を味あわせてくれる。今シーズンの始まりを噛み締める瞬間となった。

移動が激しく浮きぎみの群れでは、小さな針をハリスを長めにセットすることや、チビオモリを使っての止めの釣りが有効だった。群れにオトリが入っても棚が合わなかったり、移動のスピードについていけないなどあると、簡単には掛からないのが荒川鮎である。その後も沈黙ポイントではどうにもこうにも反応を得ることはできず、足を使って鮎を探し、移動を繰り返す釣り人の姿が多く見られた。とは言え、釣れていても釣れていなくても竿を出す釣り人には終始笑顔が見られた。こうして久しぶりに会った仲間とあれこれ考えながら竿が出せること自体がサイコーの瞬間なのである。

10時を過ぎると、うまく群れに当たった釣り人はかなりの釣果をあげていた。そしてお昼近くなり、お日様が顔を出し気温が上がり始めると群れにも変化が。

 

群れは移動を繰り返し分裂を始める!浅場は入れ掛かりのチャンス!

午前中、深みに留まっていた群れに変化が見られたのは皆がお昼休憩に入る頃。グルグルと一定の場所で移動を繰り返していた丸い玉になった鮎たちが細長く変形し、浅場と深場を行ったり来たり繰り返すようになった。浅場に出た瞬間は入れ掛かりのスタートだ。初心者でもポンポンと釣れ、ニヤケ顔が止まらない。

しかし、暫くすると群れは2つ3つへ分裂を始め付き場が変わり始める。浅場上下流へと激しく移動を始めた。意を決したように群れの先頭の鮎が走り出すともう止まらない。石の詰まった場所など鮎が止まるような場所まで走り続けてしまう。こうなったら釣り人も中々追いつけなくなるので、鮎が止まるであろう場所を見極めていくことがポイントとなる。しかし、この鮎の移動は悪いことばかりではない。浅場に出て石をハミ始めることで活性が上がり、オトリを入れればガツーンと追ってくる鮎も増えてくる。水深が浅くなることで針に掛かる確率も上がり、回転が早くなりまさに入れ掛かりが味わえるのだ。鮎の活性は夕方に掛けても高い状態が続き、多くの釣り人を楽しませてくれた。

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明暗別れた解禁日!鮎の成長はまだまだこれから!

場所ムラ激しく、大釣りする人、苦戦する人と明暗が分かれる解禁日となったが、1日を通し川を見ていると誰にでも入れ掛かりのチャンスがある状況。まずは何よりも目視!目を使い、群れを探すことが最重要となる。久那橋上流でも、オトリ屋からかなり下流でも、多くの鮎の姿が見られた。今年は広い範囲で鮎の姿が確認されている。一足早く、シーズン初めを秩父荒川で迎えてみてはいかがだろう!

※祝解禁!2026年も安全第一!元気に「鮎な夏」を楽しんで参りましょ~!今シーズンも皆様に少しでも楽しい記事をお届けできるよう多くの川、多くの鮎に出会っていきたいと思います。川で皆様にお会いできることを楽しみにしております!さあ!行こう!鮎釣りへ!

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施設等情報

施設等関連情報

料金:日釣り券3,000円、年券14,000円

柳大橋オトリ店
住所:埼玉県秩父市久那1874
営業時間:5時頃~15時頃
     
※記事の掲載内容は公開日時点のものになります。時間経過に伴い、変更が生じる可能性があることをご了承ください。

この記事を書いたライター

SHOHEY
鮎にゾッコン!ずっと川に浸かっていたいと思う日々を過ごす。3~4月は渓流釣り、5~10月の休みは全てを鮎釣りに捧げ、全国各地を「鮎な夏!」で駆け巡る。主催するアウトドアの団体にて、キャンプや釣り初心者のためのイベントなども開催。
instagram:
@hangover.camp
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