2026年06月20日公開
日本古来の釣法・鮎の友釣り。特徴的な長い釣り竿を使い、生きた魚を操る循環の釣りである。舞台は、5月中旬という早期に解禁を迎えた岐阜県の付知川。透明度が高く鮎が美味しい、そして秋の尺鮎でも有名な河川だ。釣り人は、岐阜県出身の友釣りトップトーナメンター島啓悟。名手ならではの目線、長年培ってきた思考・論理、そしてこだわりの仕掛け作りまで、見せてくれている。さらに、懐かしの和竿(竹竿)が登場するなどレア映像もあり!果たして、初期の付知川で鮎はどんな顔を見せてくれるのだろうか。そして、釣れない鮎、釣れる鮎、そこにいる鮎をいかに引き出していくのか。いざ、魅惑の友釣りの世界へ!
実釣・仕掛け作りと、名手ならではの目線、こだわりに注目!
まずはオトリ鮎を購入するのだが、オトリ鮎の選び方にも島流のこだわりがあった。
島「僕は、鮎は保護色だと思うので、周囲の色に体色を順応させている魚を選ぶ」
解禁日から10日経った付知川は初期のシビアな状況下。「初期は水温で活性が一気に変わる」と言う島は、愛用する8.5mのソリッド専用竿を携え川へ。状況を読み、徐々に瀬へと繋がる水深のあるポイントを選んだ。ここでこだわりだという針が登場。身切れを防止し、キープ力を上げるため、異なるサイズやタイプの針を混ぜてイカリを巻き、複数本の針が掛かりやすいようにしているという。色の濃い石を狙い、オトリを送り込むと早速黄色い鮎がヒット。掛かり鮎を見ると、島のこだわりが功を奏し、2本の針が刺さった跡がクッキリと残っていた。
「いかに元気なオトリを循環させるかが釣果のカギ」だと話す島はその後、連発。追い気のある鮎が立て続けに顔を見せてくれた。自身の強みは「釣れない魚をいかに掛けるかというところ。掛かる鮎だけでなく、掛ける鮎を積み上げていけること」と話す。そんな島の細部にまでこだわりを持つ仕掛け作りは目から鱗が落ちる知恵が満載だった。
番組後半では、島が小学生の頃に使っていたという和竿(竹竿)も登場。ここでもしっかりと釣果をあげる島は懐かしさと共に純粋に鮎釣りを楽しむという時間を味わう。そして、最後には付知川の美しい鮎の入れ掛かりで締めくくった。さあ、あなたも今夏、清流に輝く鮎と共に夏のトビラを開きに行こう!
この記事を書いたライター
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