2026年09月08日公開
ロックフィッシュ界のキング・折本隆由が、長崎県五島エリアでレンタルボートゲーム。今回の目標は、自身も「これまで一度も達成したことがない」というアカハタ、キジハタ、オオモンハタによる、ハタ御三家の〝グランドスラム〟。レンタルボートを操船しながら快挙を目指す。
カギを握るのはキビナゴの群れ!?
長崎県・五島灘で、ロックフィッシュファン憧れのターゲット、アカハタ、キジハタ、オオモンハタのハタ御三家を狙う。それも、遊漁船や磯からの釣りではなく、レンタルボートでのセルフスタイル。ポイント選択から操船まで、すべて折本自身が行いながらグランドスラム達成を目指していく。
前日の大雨の影響で潮色にはやや濁りが残るものの、水温は約24℃。さらにベイト反応も濃く、潮も約1ノットで流れている。フィールドコンディションは決して悪くない。まずは、アピール力を重視し、ブレード付きの「コールアップヘッド」で広範囲をサーチ。すると開始早々、ロッドが絞り込まれる。幸先良く姿を見せたのは良型のキジハタだった。グランドスラム達成まで残り2魚種。比較的、ヒット率の高いオオモンハタは後回しにして、先に難敵・アカハタを仕留めたいところだ。レンタルボートということで、磯際へ寄せるのではなく障害物から離れる方向へ船を流すなど、安全面には細心の注意を払っていた。
やがて、水中に大量のキビナゴの群れを確認。ベイトの存在を確信した折本は、ルアーを「スイミングテンヤ」へチェンジする。すると狙い的中。ベイトに付いたハタが反応し、再び良型キジハタをキャッチした。キジハタの反応は申し分ない。しかし、グランドスラム達成にはアカハタとオオモンハタが必要だ。果たして残る2魚種を手にすることはできるのか!?
釣行2日目。初日、浅場でベイト反応が集中していたことから、この日もシャローエリアを中心に攻略していく。
開始早々、強烈なバイトが到来。大物を思わせる引き込みを見せるが、惜しくもフックアウト。正体はおそらく青物だったようだ。その後、ポイントを移動すると、「スイミングテンヤ」のフォール中に反応が出る。こちらもフックアウトしたかと思われたが、直後に再びバイト。しっかりフッキングが決まり、姿を現したのは待望のアカハタだった。
グランドスラム達成への大きな一歩となる1匹。しかも、吐き出したベイトは大量のキビナゴ。使用していたワームと「マッチ・ザ・ベイト」!さすが、ロックフィッシュ界のキングである。
残るターゲットはオオモンハタのみ。その後、キジハタを追加し、いよいよ悲願達成へ王手をかける。海には青物の気配があるようで、ルアーをボトム付近でじっくり見せる戦略をとる。着底後、5~10回ほど巻き、反応がなければ再びボトムへ落とす。丁寧なレンジコントロールで魚からのコンタクトを探っていく。
水中映像には無数のキビナゴが映し出される。まさにキビナゴ祭りともいえる状況だ。しかし、本命候補と考えていたオオモンハタだけがなかなか姿を見せない。そこで、沖の岩礁帯と砂地が絡むエリアへ移動。地形変化に富んだポイントを選択し、最後のピースを探しにいく。するとついに待望のバイト!慎重なやり取りの末、浮上してきたのは、求め続けたオオモンハタ!これでアカハタ、キジハタ、オオモンハタと、ハタ御三家をコンプリート。グランドスラム達成だ。
当初のイメージでは、「魚種ごとにベイトや攻め方を変えながら攻略する」予定だったという。しかし、実際にはフィールド一面がキビナゴパターン。これまでアカハタがキビナゴを吐き出す経験はほとんどなく、状況を読み解くまで苦戦したことも明かした。
快挙達成後も勢いは止まらない。最後は岸壁周りを攻略し、マダイも追加。五島灘の豊かなポテンシャルを存分に堪能して釣行を締めくくったのであった。
この記事を書いたライター
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