釣行2日目。初日、浅場でベイト反応が集中していたことから、この日もシャローエリアを中心に攻略していく。開始早々、強烈なバイトが到来。大物を思わせる引き込みを見せるが、惜しくもフックアウト。正体はおそらく青物だったようだ。その後、ポイントを移動すると、「スイミングテンヤ」のフォール中に反応が出る。こちらもフックアウトしたかと思われたが、直後に再びバイト。しっかりフッキングが決まり、姿を現したのは待望のアカハタだった。グランドスラム達成への大きな一歩となる1匹。しかも、吐き出したベイトは大量のキビナゴ。使用していたワームと「マッチ・ザ・ベイト」!さすが、ロックフィッシュ界のキングである。残るターゲットはオオモンハタのみ。その後、キジハタを追加し、いよいよ悲願達成へ王手をかける。海には青物の気配があるようで、ルアーをボトム付近でじっくり見せる戦略をとる。着底後、5~10回ほど巻き、反応がなければ再びボトムへ落とす。丁寧なレンジコントロールで魚からのコンタクトを探っていく。水中映像には無数のキビナゴが映し出される。まさにキビナゴ祭りともいえる状況だ。しかし、本命候補と考えていたオオモンハタだけがなかなか姿を見せない。そこで、沖の岩礁帯と砂地が絡むエリアへ移動。地形変化に富んだポイントを選択し、最後のピースを探しにいく。するとついに待望のバイト!慎重なやり取りの末、浮上してきたのは、求め続けたオオモンハタ!これでアカハタ、キジハタ、オオモンハタと、ハタ御三家をコンプリート。グランドスラム達成だ。当初のイメージでは、「魚種ごとにベイトや攻め方を変えながら攻略する」予定だったという。しかし、実際にはフィールド一面がキビナゴパターン。これまでアカハタがキビナゴを吐き出す経験はほとんどなく、状況を読み解くまで苦戦したことも明かした。快挙達成後も勢いは止まらない。最後は岸壁周りを攻略し、マダイも追加。五島灘の豊かなポテンシャルを存分に堪能して釣行を締めくくったのであった。