2026年09月22日公開
近年、各地で人気を博しているテンヤタチウオ。中でも鹿児島県の錦江湾は「夢のサイズが獲れる日本唯一のフィールド」として名高い。桜島の火山活動により複雑な地形が形成されたこの海は、浅場から200m以上の深場まで様々な表情を見せ、魚たちの宝庫となっている。過去、180cmを超えるタチウオも釣れているという。そんな憧れのドラゴン、いや神龍クラスに挑むのは、三石忍と高槻慧の2人。2人はどのような戦略でアプローチしていくのか?!大きな夢を追う『沖釣りノトビラ』が開かれる。
恐るべし錦江湾タチウオのポテンシャル
全国のタチウオファンに人気の「あき丸」さんに乗船し、錦江湾の中でも巨大なタチウオの釣り場として知られる高須沖へ。三石は初めての錦江湾、高槻は4度目のチャレンジとなるそうだ。
夕方から出船するのがこの地のスタイル。辺りは暗くなり、いよいよ巨大タチウオハントへ。まずは、船長のアドバイスに従い、テンヤはグロー系を中心に準備する。水深100m。とりあえず、ヘッドのカラーや、エサは何が良いかを、2人で探っていく。指示棚はボトムから20mの範囲、魚探にはベイトの反応も見られる。すると、早々に同船者にヒット。姿を見せたのは140cmオーバーの神龍サイズ。このサイズでも「この海域ではアベレージ」というのだから2人の期待は膨らむ。続いてヒットに持ち込んだのは三石!釣り上げたのは130cmオーバーのドラゴンサイズ。三石にとって初の錦江湾タチウオに盛り上がる。そして、アタリのなかった高槻の竿が大きく曲がる!こちらも身の太い錦江湾らしい大型のタチウオを仕留めて見せた。
幸先の良いスタートを切った2人だが、まだまだこんなもんじゃない。魚探には、とんでもないサイズの魚の気配があるようだ。出るのか、神龍!?しかし、そう簡単に釣れるほど甘くはなかった。潮変わりのチャンスタイムを迎えたが、アタリは遠退き、巨大タチウオの夢は翌日へと持ち越された。
2日目。この日も水深100m前後のポイントへ。現地調達した、釣りたてのアジを付け、巨大タチウオに臨む。
しかし、水深100mでアンカリングしていてもラインは真下に。潮が効かず不穏な空気が漂う。ロッドを持ち替え、エサを付け替え、答えを探る。「夢のサイズに出会いたい」と願う2人は残りの時間、手持ち、置き竿ともに竿を出し、2人で4本の竿で挑む。そこに現れたのは、前日のサイズを大きく上回る巨大なタチウオ。2本立て続けに手にしたのは高槻だった。
なかなか反応を得られない三石は折れそうになる心をなんとか奮い立たせ、あきらめずに誘い続ける。神は、いや神龍は、そんな三石を見捨てなかった。最後の最後に「自分の身長を超えるタチウオを手にする」という三石の夢が叶うことになる。
「(錦江湾には)夢しかない!」と2人は声をそろえる。今回、苦労しながらも結果を出した2人の釣行を見れば、きっと貴方の夢のトビラが開くことだろう。
この記事を書いたライター
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