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秋の長雨!糸魚川市海川は「引き水」マジックで強烈天然鮎の入れ掛かり!

2026年09月30日公開

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8月の渇水渇水、超渇水!から一転9月になると秋雨前線に台風と、全国各地の河川は度重なる増水に悩まされていた。毎日スッキリしない天気が続き、日々の雨にも飽き飽き。繰り返される増水によって垢飛びの河川も増えてきていた。そんな9月半ば、釣行できる河川を探していると、この週末全国で唯一と言っても良い晴れ予報の地域を発見!限られた河川の現状をチェックすると2つの候補河川が浮かび上がった。1つは、新潟県村上市にある三面川。もう1つは糸魚川市にある海川。どちらも増水明けで、状況良好との確証はなかったが竿出しはできるだろうと判断。悩んだ末、三面川方面は混雑が予想されたので、糸魚川市の海川に決めた。決して大きな河川ではないが、遡上良好で、初期から数釣りが楽しめていた。日本海の天然海産鮎、引き水の爆釣を夢見ていざ出発!

【この記事を書いたライター】SHOHEY

15cm高、笹濁りのスタート!

9月半ばの新潟県はすっかり秋めいた涼しい風が吹いていた。天候は秋晴れとまではいかなかったが、何とか雨を堪えてくれている。少し手前のインターで降り、能生川、早川、海川、姫川と川をチェック。見る限りでは竿を出せそうなのは早川、海川の2河川であった。その他の川はまだ水位が高く、濁りもきつい状況。まずは「えびす釣具店」さんへ。オトリを購入しつつ話を聞くと、やはりおすすめは早川、海川とのこと。どちらも釣れてはいるが、早川は今季小型の鮎が多いとのこと。そこで予定通り、型も数も良いという海川へ。9月も半ば、鮎も下り始めているかもしれないと、下流方面のポイントへ向かう。前日までの悪天もあり釣り人は少なめ、先行者は1人だけだった。釣れる釣れないは別として、ゆっくりと川を釣り歩ける環境は嬉しい。今日は相方とのんびり釣行で!

想像通り水温は低い。流石にこの水温ではライトスタイルでは無理!久々のタイツ着用で川へ。水位が高いとはいえ、元々水深の浅い海川は、私でも問題なくどこでも川を切れる状況だった。相方は入川口上流右岸の瀬周辺へ。私は一段降ったトロ場からの落ち込みにかけて探ってみることにした。下流に下るとヘチの石には多くのハミ跡。これを見ると何だかワクワクしてくる!トロ場を上へと泳がすが反応なし。30分が過ぎた頃、ギュルンと大石脇で突然のアタリ。しかし、掛かってきたのは白く細い小型の鮎であった。

鮎は際どい場所にアリ!

2時間で2匹。痺れを切らして相方に連絡を入れてみると「結構掛かるよ」との返答。すかさずどんな所で掛かるか聞いてみると、オトリを入れにくい小さなヨレや落ち際ギリギリ。基本ヘチで掛かるとのことだった。すぐに狙うポイントを変え、葦際や落ち際ギリギリを狙ってみる。すると程なくして「カッツーン!」と爽快なアタリ。「これよ~待ってました~!」手にしたのは今まで手にした鮎とは全く別物の追星クッキリ!体高もあり、良型の鮎であった。ここからは入れ掛かりとまではいかないものの、小場所小場所で確実に釣果を伸ばす。それにしてもやはりこの日本海の天然海産鮎の引きは何度味わってもサイコーだ!

ツ抜けした頃気づいたが、今日の海川鮎は泳がせには反応が薄く、引き又は止めの釣りに良好な反応を見せてくれた。何だかここ最近、泳がせの釣りばかりだったので引いて掛かる鮎は新鮮だ!背バリの着用も有効で、しっかりオトリ鮎を潜らす事が釣果への鍵となった。なので弱って浮いてしまうようなオトリには反応を示さない。掛かるパターンが見え始め、釣果も順調に伸びていったが、どうも掛かり所が悪い。色々な針を試すが、改善されることなく午後を迎えようとしていた。

 

「引き水」マジック!怒涛の入れ掛かりスタート!

午後になり、さらに下流へと歩を進めた。小さな堰堤下瀬が続くポイントだ。右岸ヘチ際には平らなコンクリートブロックが沈んでいた。まさにそのブロックと瀬の流れの境目を狙った時だった。「コンッ」と小さな前アタリからの目が覚めるような「カッツーンギュンギュン!」これぞ日本海鮎の引き!しっかり追って掛かった鮎である。型良し、香り良しの極上鮎のお出ましだった。ここからは、今までの鮎が入れ替わったかのような状況に。連チャン連チャンの7連チャン!釣り返しも効く状況で、ほぼ足を動かさずの入れ掛かりであった。反応が少し薄くなれば1歩下流へ、するとまた始まる連チャン!およそ100m程の範囲でかなりの数を稼ぐことができた。

14時を過ぎると、今までヘチ限定だったアタリが、瀬の芯や浅場などでも出るようになってきた。この頃、周りの石を見ると朝よりだいぶ水位が減ってきていることが分かった。まさに「引き水」の入れ掛かりである。上流にいた相方も好調。やはり右岸ヘチで数が伸びたようで、流れの強いポイントを狙っていた相方には23cm程のデカ鮎もヒットしていた。

夕方に近づくにつれ、心なしか掛かり所も改善され背掛かり鮎も増えてきた。これは針やハリスの長さと言うより、明らかに追いがキツくなったことによるもののようだ。「こんな所いそうだな~」のポイントにオトリを送り込み、「スーッ」と上流へ引いてくれば、素直な海川鮎が直ぐに答えを出してくれるのだからたまらん!夏休みにアニキから教えてもらった、際どい場所へのアプローチが活きた釣行となった。

夕方、ふと見渡すと川には私たち2人だけとなっていた。まだまだ活性も高く、釣り歩けるポイントも沢山あったが日暮れが訪れタイムアップ。今回、竿が出せれば御の字と思っていた釣行だったが、思わぬ入れ掛かりに出会えるという最高の釣り時間となった。北に、西にと有名河川が控え、見逃しがちな地域ではあるが、ここ糸魚川には豊かな自然に囲まれた清流があり、そこには有名河川にも劣らぬ、逞しく勇ましい日本海の鮎が待っている。ぜひ日本海へ釣行の際は、小さな河川にも目を向けあなたのとっておきの場所を見つけよう!

施設等情報

糸魚川内水面漁業協同組合 糸魚川内水面漁業協同組合ホームページ

施設等関連情報

日釣り券2,200円、年券10,450円
「えびす釣具店」
24時間営業・オトリ・遊漁券販売えびす釣具店Instagram
     
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この記事を書いたライター

SHOHEY
鮎にゾッコン!ずっと川に浸かっていたいと思う日々を過ごす。3~4月は渓流釣り、5~10月の休みは全てを鮎釣りに捧げ、全国各地を「鮎な夏!」で駆け巡る。主催するアウトドアの団体にて、キャンプや釣り初心者のためのイベントなども開催。
instagram:
@hangover.camp
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