2026年10月10日公開
釣りビジョンの番組『Dz SALT EDGE』でお馴染みのスロージギングのエキスパート・清水一成が、フィールドを川へ移して「鮎の友釣り」に挑戦。指南役は、ダイワのフィールドテスター仲間で、仲が良いという鮎釣りのエキスパート・瀬田匡志。「高校生の時にやって以来、35年ぶり。実は(友釣りには)あまり良い思い出がない」と話す清水だったが、岐阜県・根尾川で繰り広げられる鮎との時間は、終始笑いの絶えない盛り上がりを見せた。釣りを進める中で、清水の確信をつくような言葉は、1つの釣りを追求したプロフェッショナルだからこそだろう。また、清水に「病みつきになる!」と言わしめた瀬田の的確な指導も見逃せない。専門番組とは一味違った視点から釣りを見ることができる『アナタに釣っていただきます!』は、私たちにも新たな発見を与えてくれるだろう。
1匹の鮎を追うプロセスを楽しむ
「今日は良い思い出を作りたい」と始まった友釣り。まずは仕掛けを張るところから。いつも大物相手に釣りをしている清水にとって竿の長さはもちろん、仕掛けの細さにも戸惑いを隠せないようだった。
実釣では、泳がせ釣りから学ぶことに。実に35年ぶりとなる鮎釣り、清水の記憶の断片はよみがえってくるのか。しかし、一つの釣りを極めた達人はやっぱり違う。目印はしっかりと安定し、瀬田からもお褒めの言葉。瀬田の指導も、ただ「こうすればいい」ではなく、竿の角度やそれによって糸フケがどう出るかなど「何故そうするのか」を論理立てて説明をしていて聞きやすかったし、清水の興味をますます掻き立てていったようだった。
程なく目印に反応が。掛かった!しかし、慌てた清水は半ば強引な引き抜きとなってしまい痛恨のバレ。簡単なように見えてキャッチは初心者には難易度が高いテクニックのようだ。気を取り直し、野鮎の姿を捉えた流れのヨレへオトリを送り込む。清水の集中力も最高潮に。なぜか口が開きっぱなしで独特な構えを見せるその姿に、瀬田も笑顔。ぜひとも清水の息も出来ないほどの超集中の姿を観てほしい。その甲斐あって、ついに根尾川の良型鮎を手にすることができた。
その後、なかなか釣果の上がらない状況だったが、瀬田が「瀬の中で掛かる鮎のパワーを感じさせたい」と荒瀬へチャレンジ。そこでは、1日を通して学んだことを清水自身が考え、組み立て、デカ鮎を手にしていく。鮎を手にした清水は「プロセスがたまらん、病みつきになる!」と友釣りの奥深き魅力を実感したようだった。
一見すると全く違う分野であっても、根底にある哲学、構造、あるいは求められるスキルが驚くほど一致しており、物事の本質を見抜く上で非常に面白い視点を発見することができた。あなたも「知らないことに出会う」ことによって、新たな思考の第1歩を見出すことができるかもしれない。
この記事を書いたライター
釣りビジョンVOD
その他オススメ記事