伊藤遊船・千葉県江戸川放水路・行徳

2019.2.1号

東京湾奥、冬の風物詩・マコガレイ、今がチャンス!!

02_main.jpg

冬季の東京湾奥部、気軽に狙える釣りもの一つにマコガレイがある。食味も良くファンも多い釣り物だ。年明け早々から好調に釣れ出したと聞き、江戸川放水路沿岸、妙典にある『伊藤遊船』からマコガレイ乗合船に乗った。

河川敷ゲートオープンは、午前5時半

『伊藤遊船』へは、カーナビ指定、江戸川河川敷ゲート入り口の住所「〒272-0111 千葉県市川市妙典1丁目17-8」を指定するとよい。『伊藤遊船』女将の伊藤千鶴子さんに確認すると河川敷ゲートのオープンは、午前5時半頃とのこと。あまり早くてもゲートが開いていない可能性があるので注意が必要だ。当日は、6時頃に到着。この時間、外はまだ暗く、車の外気温は4℃を指していた。準備をして受付に向かうと看板猫たちが迎えてくれた。釣り座は、先着順で受付横の船型に記入する。乗船名簿に記入し受け付けを済ませ、船に乗り込んだ。

ゲートを通って河川敷へ
地下鉄東西線鉄橋脇の『伊藤遊船』
受付で出迎えてくれた看板にゃんこ
釣り座は、受け付けの船型で確保
受け付け風景
この日は、桟橋から出船

竿は2、3本で広範囲に狙う

仕掛け図

カレイ釣りの道具は、それほどシビアではない。竿は1.5~2m程で25号オモリが使えるものであれば、ちょい投げ用や小物竿などで問題なく、道具を選ばない。リールもスピニングとベイトどちらでもよいが、どちらかといえばキャストしやすいスピニングがお勧め。竿3本なら、2本スピニングでキャストで遠目と中間、1本をベイトで船下へ投入し広範囲に狙うといい。仕掛けについて船長に聞いたところ、市販のカレイ仕掛けは投げ釣り用ばかりなのでハリスを60~80cmに切って使うと良いとのこと。『伊藤遊船』でも仕掛けは購入できる。

“モーニングサービス”に期待膨らむ!

潮の干満の加減によって“本船”に小型ボートで渡してもらうこともあるが、この日は、桟橋から直接乗船出来た。各自が乗り込み準備が整ったところで、定刻7時少し前、左舷2人、右舷3人の計5人で出船となった。地下鉄東西線鉄橋を潜り一路東京湾へ。ポイントに向かう途中船長からアナウンス。「このところ雄のカレイがメインで釣れてます。朝方“モーニングサービス”で1時間から1時間半くらいの間バタバタと釣れるタイミングがあると思いますので、気合入れて頑張ってみてください」との事。期待に胸が膨らんだ。

一路ポイントへ向かう
餌のイソメと船宿で買える仕掛け
イソメは、2、3匹房掛け

スタート10分後に船中“初獲物”

複数の竿で狙う

航程20分程でポイントに到着すると船長がアンカー(錨)を下す。船が潮に馴染むと「はい、どうぞやってみてください。この辺りは水深10m位です」と船長アナウンスで7時20分にスタート。
複数の置き竿で狙うのが東京湾のカレイ釣りのスタイル。餌を付けて仕掛けを投入、着底後に糸フケを取り、船の揺れでオモリが浮かない程度に糸を張る。それを竿の本数分を繰り返し、アタリを待った。7時30分過ぎ、船中1匹目を上げたのは、右大ドモ(船尾)の万澤隆浩さん(多摩市)。普段はボート釣りでカレイを狙っていると言う万澤さん。近況が良いと聞き乗合船に乗ってみたそうだ。 暫くすると船長が言った通り、船中賑やかになってきた。最初は小振りだったが、暫くすると良型も交じる様になった。アタリが一段落すると、船長がアンカーロープを調整し、新たなポイントへ。ポイント変更直後はチャンスなので、集中したい。

こっちも来た
やったぜ
初挑戦でゲット
一荷(2匹)で来た
また来た
サイズアップ

7~18匹の好成績!

Wでゲット

暫くまったりした時間の後、後半のラッシュが到来した。8時を過ぎて、再び食いが立ち、一荷(2匹)ゲットも多数出現した。この日最大サイズ41cm(巻頭写真)、40cmを続けて仕留めたのは、松島俊和さん(江東区)。「カレイ釣りは、今年2回目。前回がダメだったので、今日はリベンジが果たせてよかった」とご満悦。結局、午前船5人で船中50匹を超えた。午前、午後通しでのこの日の釣果は、22~41cmを7~18匹と好成績を記録した。

どーだ
こっちもW
こっちもきた
またまた
40cmを仕留めた松島さん
クリクリお目々の右カレイ

今後は雌の大型狙いに!!

「今日のポイントは、牡蠣殻が多いガレ場。風が適度にあったのと、上げ潮のタイミングと潮の濁りがよかったのかもね。カレイは待ちの釣りだけど、待っているだけでなく5分に1回位誘いも兼ねて聞き合わせを入れるようにする。仕掛けが絡んでいるかどうかのチェックも重要。カレイは必ず時合がある魚なので、釣れるタイミングでトラブらないのが釣果を上げる秘訣」と、話してくれたのはこの日舵を握った吉田船長。
今後については、「雄の時期が終わると産卵回復組の雌の大型狙いになるね。例年だと2月終わり位まで狙える」との事。
“陸っぱり”気分で気軽に乗れる沖釣りのカレイ釣り。寒さは厳しいが独特の趣のあるカレイ釣りにチャレンジしてみては如何だろうか。

お世話になった吉田船長
沖上がりにサービスのお味噌汁で温まる

(釣りビジョンAPC・金井直行)

今回利用した釣船
千葉県江戸川放水路・行徳『伊藤遊船』
〒272-0111 千葉県市川市妙典2-2-14
TEL:047-358-5774
定休日:毎週火曜日(ボートは無休)
詳細情報(釣りビジョン)
伊藤遊船ホームページ
出船データ
料金:午前船or午後船カレイ/餌・氷付き5,500円+消費税
   午前船・午後船 通し/餌・氷付き8,500円+消費税
   貸竿/錘・テンビン付き 500円+消費税
出船時間:午前7時出船…11時半沖上がり
     12時半出船…16時半沖上がり
※料金等は取材当時のものとなります。出船時間や料金の変更等がなされている場合がございますので、詳細につきましては釣り船までお問い合わせください。