オフショアマガジン

2019年11月15日号

千葉県・外房、大原沖のヒラマサが秋のハイシーズンに突入!

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10月末には「ヒラマサ全員キャッチ!」で盛り上がり、11月上旬にも「ヒラマサ“17打数14安打”」という爆釣モード!千葉県・外房、大原港『山正丸』のルアー・ヒラマサが秋のハイシーズンに突入した。「今がチャンス!」とばかりに10日に出掛けた。

5時30分までに集合、荷物で釣り座を確保する

実は私、まだルアーでヒラマサを釣ったことがない。ジギングは時たまやってはいるが初心者の域だ。「そんな自分でも釣れるだろうか?」。期待と不安が入り乱れつつ、大原港へと向かった。午前船の集合は『山正丸』に5時30分、釣り座は船内に荷物を置いて取る。この日は総勢12人だった。山口徹船長と奥さんで若女将の智絵さんが到着、乗船名簿を記入して乗船代を支払う。「山正丸」はとてもきれいで快適な大型船、女子トイレや洗面所もあり女性アングラーも安心だ。

「山正丸」に明かりが点いた
乗船名簿を記入
女子トイレ

準備をしながら出船を待つ

ロッドやリールを準備して、リーダーに接続金具を結び、メタルジグやペンシルベイトをセット、入念にドラグ調整をして出船を待つ。ところで、「山正丸」は世界記録のヒラマサが釣れた船として名高い。資源保護のためキャッチ&リリースを推奨、賛同する釣り人も多いが、勿論、魚を持ち帰って美味しく食べることを否定するわけではなく、キープする時には氷をクーラーボックスに入れてくれる。そのため、朝の氷の配布は取り敢えずしていない。

仕掛け図(ジギング)
仕掛け図(キャスティング)
メタルジグ
ペンシルベイト
ドラグ調整は念入りに
出船準備は整った

どの釣り座でもジギング、キャスティングとも楽しめる

出船は、準備が出来次第。この日は6時頃だった。最初の釣り場まで航程約30分。到着すると船長が釣り場情報をアナウンスしてくれる。「水深18m。一番浅いところで14、15m、最深部は25、26m。根掛かりに注意してください」。根はかなり荒いようだ。流し方はいわゆる“どてら流し(横流し)”で、ひと流し毎に向きを変え、左舷と右舷の釣りやすさが公平になるようにしている。この流し方のおかげでどの釣り座でもジギングはもちろんキャスティングも楽しめる。まずは前日ヒラマサが釣れたポイントを流してくれたが、ヒットするのはワカシ(ブリの幼魚)。海は本当に行ってみるまでわからない。

船尾のキャビン
さあ、釣り開始だ
水深18mの浅い根を狙う
ワカシ!
こちらもワカシ!
こちらにもワカシ!

ワカシ、サワラ、マハタ、〆はワカシのダブル!

船長は、「大原で一番遠いポイントに行ってみます。人が滅多に行かない場所です」と言い、船を沖へと走らせた。「もしかしたらスレていないヒラマサに遭遇出来るかも」とワクワクしたが、釣れるのはやっぱりワカシで、皆さんほぼリリース。諦めかけた頃、大きなサワラが釣れたり、型のいいマハタが出た。これらはキープ。だが、仕舞いには一つのジグにワカシがダブルでヒット!ヒラマサ中心に狙った午前船は11時頃タイムアップとなった。

ワカシ祭りだ!
型の良いサワラ!
イナダにサイズアップ!
状況に応じてタックルを使い分ける
良型のマハタ!
午前船の〆はワカシのダブルだった!

午後船はカンパチが好調!型のいいワラサも!

11時半頃帰港すると、午後船の乗船者が既に集合していた。午前・午後の通し乗船は私を含めて5人。上乗り役の若女将・智絵さんもロッド片手に乗り込んだ。総勢11人で正午過ぎに出船。船は南へと進路を取った。航程30分程度、「ここはこの辺りの海域で最も根の荒い1級ポイントです。昨日の午後は、ここでカンパチが途切れることなく釣れました。勿論、ヒラマサも釣れるので気は抜かないでください」と船長。「来た!」と、フロントデッキで歓声が上がる。船長の言葉通りカンパチ。次は5kg級のワラサ。左舷胴の間(中央)でもカンパチ、右舷大ドモ(船尾)では巨大なサメ、海面まで上がるもラインとリーダーの結び目でブレイク。珍しいところでは大型のウマヅラハギなども釣れた。

午後船は2kg前後のカンパチで始まった!
5kg級のワラサ!
やった、カンパチ!
50kgオーバーのサメと格闘中!
ジグでウマヅラハギをゲット!
私にもカンパチ!嬉しい!
【動画】食わせるアクション!ジギングゲーム

来た!待望のヒラマサ!今後は大型のシーズン

フロントデッキで動きがあった。午前・午後通しの中村さんの竿が大きく曲がった。これは期待出来そうだ。船長も操舵室から出て来て、竿の曲がりや引き方を見て「ヒラマサだよ!」と声を弾ませた。4kg前後のヒラマサだった。私が釣ったわけではないが、やっと出会えてとても嬉しかった。その後もカンパチは順調、午前・午後通し組の渡部さん、高橋さん、そして、私も顔を見られた。私は2匹釣ったカンパチのうち大きい方をキープ。智絵さんが血抜き&神経締めと丁寧に処理をして海水氷とともにクーラーに入れてくれた。日が傾いて来た。そろそろ12時間くらい船に揺られたことになる。港に着いた時には真っ暗だった。「ヒラマサはこれから大型のシーズンになります。次はデカイのを狙ってください」と船長。私は「よし、リベンジするぞ」と心に誓った。1級の海域で夢のモンスターに挑戦だ。

粘り勝ち。ついにヒラマサゲット!
カンパチ連続ヒット!
笑顔でカンパチ!
きれいな夕陽、もう少しで日没だ
船長の奥様で若女将の智絵さん、ワカシゲット!
外房のルアー・ヒラマサのパイオニア、山口徹船長

釣りビジョンAPC・岩見忠弘

今回利用した釣り船

千葉県 大原港 『山正丸』
〒298-0003 千葉県いすみ市深堀128-3
TEL:090-4130-3384
定休日:第1・第3月曜日
釣果・施設情報 山正丸 ホームページ

出船データ

ルアーヒラマサ予約乗合
午前船
 料金=1万1,000円(氷付き)
 集合=5時30分
 出船=集まり次第
午後船
 料金=1万円(氷付き)
 集合=11時30分
 出船=12時過ぎ
午前・午後通し
 料金=2万円(氷付き)
レンタル=ジギングロッド(リール・メインライン付、有料)
※詳細は問い合わせ

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※料金等は取材当時のものとなります。出船時間や料金の変更等がなされている場合がございますので、詳細につきましては釣り船までお問い合わせください。