オフショアマガジン

2021年4月15日号

“江戸前”LTアジが絶好調!手軽に楽しむ本格船釣り!

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本格的な船釣りを手軽に楽しめる“LT(ライトタックル)アジ釣り”。ターゲットは、釣り人の間で「脂乗り抜群で美味しい」と絶賛される“江戸前(東京湾)”のアジだ。GWが近づいても釣果は安定!東京・羽田『かめだや』に出掛けた。

都内から出船、コロナ対策もしっかり

『かめだや』へは、マイカー利用なら首都高速横羽線・羽田ICまたは大師ICが最寄りとなる。電車利用なら京浜急行・大鳥居駅から徒歩7、8分または、JR京浜東北線・蒲田駅からの送迎もある。新型コロナ対策としては、アルコールスプレーによる手指の消毒やマスクの着用の徹底、乗船人数制限(要予約)などを実施。集合は午前7時、駐車場に車を停め、港に停泊している「かめだや丸」を横目で見ながら、船宿店舗へ。受け付け(乗船名簿の記入と乗船料の支払い)をしたら、氷を貰って「アジ」と書かれた船に乗り込む。前日の天気予報が不安定だったためか、この日の釣り人は私を含めて3人。全員が左舷に並んだ。大型船貸し切り?何という贅沢だ。

駐車場
駐車場
駐車場から港を臨む
駐車場から港を臨む
船宿店舗
船宿店舗
アルコール消毒と注意書き
アルコール消毒と注意書き
乗船名簿、マスクはご自由に
乗船名簿、マスクはご自由に
受け付けでは大船長が対応
受け付けでは大船長が対応

貸し竿(無料)利用で道具がなくても大丈夫

船宿から船までは目と鼻の先。アジ船の「第十二かめだや丸」に乗り込むと、コマセと付け餌が用意されていた。タックルの詳細は仕掛け図参照。『かめだや』は、貸し竿無料(破損・紛失の場合は実費)なので道具がなくても大丈夫だし、ビシや仕掛けも船で借りたり買ったり出来る。この手軽さが良い。ただ、クーラーボックスやハサミ、ハリ外しと言った小物類は要持参。アジが釣れたらエラをハサミで切って、海水を汲んだ水汲みバケツ(写真)に入れて血抜きをしてから、魚バサミ(写真)で挟み、海水氷入りのクーラーに移し、鮮度良く美味しさを保ったまま持ち帰ろう。

アジ船「第十二かめだや丸」
アジ船「第十二かめだや丸」
コマセはイワシのミンチ
コマセはイワシのミンチ
付け餌はアオイソメとアカタン
付け餌はアオイソメとアカタン
ビシのレンタルもあり
ビシのレンタルもあり
仕掛けは船でも買える
仕掛けは船でも買える
小型手巻きリールでOK
小型手巻きリールでOK
魚ばさみがあると便利
魚ばさみがあると便利
水汲みバケツ
水汲みバケツ
仕掛け図
仕掛け図

航程1時間、富岡沖に錨を下ろした

この日は定刻より少し早めに出船、多摩川を下った。左手には羽田空港を飛び立つ飛行機が見える。東京湾に出ると南へ、東京湾アクアラインの風の塔や横浜ベイブリッジなどを眺めながら約1時間のクルージングで釣り場の富岡沖に到着。野口勝弘船長は、ポイントを見極めると船を停泊させて錨を下ろした。「はい、どうぞ。水深は19.5m、下から2、3mの間を狙ってみてください」のアナウンス。仕掛けを投入し、オモリが着底したら糸フケを取り、リールを1、2m巻いてコマセを撒き、更に1m巻いてアタリを待つ、という感じの釣り。コマセが効いてくれば、アジが盛んに食ってくるはずだ。

“丸い玉”は錨を下ろしている印とのこと
“丸い玉”は錨を下ろしている印とのこと
コマセは軽めに詰める
コマセは軽めに詰める
餌の付け方。左がアオイソメ、右がアカタン
餌の付け方。左がアオイソメ、右がアカタン
コマセを撒くと「来た、来た!」
コマセを撒くと「来た、来た!」
天気も魚の活性も上々だ
天気も魚の活性も上々だ
序盤はシングルが多かった
序盤はシングルが多かった

怪我に注意!竿は身体の横に置こう

“LTアジ釣り”は、例えば初心者の船釣り入門やパパと子供の船釣り体験などにも最適。船長に釣り方を聞いてみると、「餌の付け方やコマセの詰め方、撒き方、タナ取りなど時間が許せば実演して説明します。それと、もっと大切なのは『魚が釣れて巻き上げたら、竿は船縁の穴に立てず、身体の横に寝かせて置く』と言うことです。船縁に立てるとビシやハリがブラブラして危ない。沢山のアジと沢山の楽しい思い出を持ち帰ってほしいので、安全に関する説明はとても大事だと思っています」と船長は語った。写真は取材日の前日の模様、活きのよいアジを手に皆嬉しそうだ。

パパと一緒に釣ったよ!
パパと一緒に釣ったよ!
見て!可愛いアジでしょ!
見て!可愛いアジでしょ!
やった!ダブルだ!
やった!ダブルだ!
僕にも釣れたよ!
僕にも釣れたよ!
20cm強の中アジ中心
20cm強の中アジ中心

ダブル!トリプル!タナを探って中アジを狙う!

アジの活性はどんどん高くなり、ダブルやトリプルでも釣れるように。サイズも20cmちょいの中型が多く、料理しやすく食べやすい“丁度良いサイズ”ばかりになった。中盤、アタリが遠くなると、船長は船を小移動させた。これが好判断で移動先では中・小アジ交じりで釣れ始め、前半のような派手な食いはないものの、飽きない程度に釣れ続けて楽しめた。次第にイシモチ(シログチ)が多く交じるようになり、大型イシモチの強い引きに突然翻弄されたりして面白かった。また、ほんの数10cmのタナの違いで小アジばかりが釣れたり、中アジに変わったりした。タナを探る楽しさも味わうことが出来た。

中アジがダブルで釣れたぞ!
中アジがダブルで釣れたぞ!
こっちもダブルだ!
こっちもダブルだ!
よし、来た!トリプル!
よし、来た!トリプル!
型の良いイシモチ!
型の良いイシモチ!
イシモチ×2とアジのトリプル!
イシモチ×2とアジのトリプル!
私もイシモチとアジのダブル!
私もイシモチとアジのダブル!

【動画】東京湾で楽しく!LTアジ釣り

これから本番!釣り場は浅く、更に釣りやすく

この日の2人の釣り人は幼なじみで、茨城県つくばみらい市から来たとのこと。大ドモ(船尾)の今川さんは、小型は全てリリースされていたが中アジを40匹キープ。お隣の初澤さんは、中アジ主体に小アジ交じりで70匹をゲット。東京湾の“LTアジ”の魅力について聞くと、2人とも「やっぱり美味しいから!」と声を揃えた。船長は、「“江戸前”のアジはこれからが本番です。狙う水深は浅く、アタリは明確に、初心者にとって更に釣りやすくなります」と話す。現在もいい日には竿頭は束釣り(100匹以上)続出。絶好調の“江戸前”の“LTアジ釣り”、是非ともチャレンジして頂きたい。

型の良いムシガレイ
型の良いムシガレイ
小型はリリースした
小型はリリースした
中アジ40匹キープ!
中アジ40匹キープ!
中小アジ70匹!
中小アジ70匹!
私もかなり釣った!
私もかなり釣った!
優しくて面倒見の良い野口勝弘船長
優しくて面倒見の良い野口勝弘船長

釣りビジョンAPC・岩見忠弘

今回利用した釣り船

東京都羽田 『かめだや』
〒144-0043 東京都大田区羽田2-31-13
TEL:03-3741-1258
定休日:毎週火曜日
釣果・施設情報 かめだや ホームページ

出船データ

LTアジ乗合
料金=男性 9,700円、女性 7,800円、中学生以下 5,000円
※付け餌、コマセ、氷付き
集合=7時
出船=7時30分頃
沖上がり=15時頃

その他の記事

※料金等は取材当時のものとなります。出船時間や料金の変更等がなされている場合がございますので、詳細につきましては釣り船までお問い合わせください。