オフショアマガジン

2021年7月1日号

東京湾のマダコ!シーズンに突入!テンヤかエギの使い分けがカギ!

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今年もいよいよ“夏ダコ”シーズンが到来。ここ数年、マダコブームに火が付いて人気急上昇。要因になったのがタコ用の「エギ」と「竿」だろう。個人的には渋糸を使ってテンヤを操る「テンヤ」の手釣りが好きだが、竿を使って様々なエギで楽しむスタイルも定着して来た。今期の状況はどうか!?横浜・鶴見『新明丸』に出掛けた。

アクセス

電車でのアクセスが良く、JR京浜東北線・鶴見駅から徒歩7分、京浜急行・京急鶴見駅から徒歩5分の場所にある。車の場合は、首都高速神奈川1号横羽線、横浜方向からだと「生麦出口」から第一京浜国道15号を東京方面へ約10分で船宿がある潮見橋へ着く。東京方面からだと首都高速神奈川1号横羽線「汐入出口」から産業道路・県道6号を進み潮見橋へ。午前5時半頃に船宿が開くので受け付け。乗船人数を限定しているので事前の予約が確実だ。

午前5時半頃開店する
午前5時半頃開店する
店が開いたら受け付けを済ませて駐車場を確認
店が開いたら受け付けを済ませて駐車場を確認
お約束の消毒液
お約束の消毒液
鶴見川沿いに船が停泊している
鶴見川沿いに船が停泊している
釣り物の札が掲げられているので安心
釣り物の札が掲げられているので安心

タックル

基本的には「手釣り」のスタイルが東京湾伝統のタコ釣り。太めの渋糸と40号から50号のタコテンヤにカニを縛って使う。指先に伝わる微かな重みから乗せるタイミング、合わせなどテクニックと経験がいきる釣り方だ。釣行時の状況でテンヤのハリ間隔や角度、餌のカニを付ける位置など調整して釣果を上げる。一方、最近人気の有る「竿」を使った釣りは関西方面で行われてきたが、数年前から関東でもブレイク。初期は竿&テンヤの組み合わせだったが、一昨年よりタコ専用のハリが付いた「タコエギ」が拡充。エギを止める専用スナップや強度のあるリールも発売され、人気に拍車を掛けた。オモリは30号。カラーは明るめを選ぶアングラーが多い。数本付ける場合もあるが根掛りでロストする本数も増えるので控えめに。道糸も太くて構わないので専用に太目を巻いておくのがベストだ。

テンヤでも餌木でも狙えるのが嬉しい
テンヤでも餌木でも狙えるのが嬉しい
カニの位置、向き等も重要。船長に聞いて見よう
カニの位置、向き等も重要。船長に聞いて見よう
テンヤは貸し道具も有るので安心
テンヤは貸し道具も有るので安心
エギのスナップ類はかなり充実していて様々な物が有る
エギのスナップ類はかなり充実していて様々な物が有る
仕掛け図
仕掛け図(テンヤ)
仕掛け図
仕掛け図(エギ)

今年も大人気!!

マダコの人気は高く、平日にも関わらず9人の釣り人が集まり準備を開始していた。気になる釣法はテンヤ5人、エギ4人でほぼ半分ずつ。『新明丸』では、かなり以前からマダコ船を出している事からテンヤのベテランが多いのかも知れない。船長の高橋さんに話を聞くと「どちらでも釣果は出ていますよ」との事。エギの販売は無いので事前に釣具店で購入しておこう。午前7時30分に出船、鶴見川を下って約20分でポイントに到着。朝方まで雨が降っていて真水が入った可能性が高く、心配なコンデションだ。右舷側にエギ4人、テンヤ1人、左舷側にテンヤ4人と別れたので、私は左舷側でエギを使う事にした。これで状況が分かり易くなる。スタートして右舷でエギを使っていた杉浦さんにマダコがヒット。「うわっ、リリースサイズだ」と苦笑い。「今日がタコ釣り初めてなんですよ」と内田さん。こちらも「このサイズだとリリースかな」と丁寧に海に帰していた。300g以下はリリースの“決まり”が有るが、各釣り人が気にしている事は凄く嬉しい。油断していると「あっ!」と大型らしき「乗り」のタイミングを外す場面も有り熱い展開の前半戦の中、まずまずのサイズを杉浦さんが上げた。エギの乗りが良い時間帯だった。

エギの場合、竿先に集中して微かな重みを掴む
エギの場合、竿先に集中して微かな重みを掴む
前半戦はエギが好調
前半戦はエギが好調
「リリースかな」
「リリースかな」
皆さん、小型を丁寧にリリースしていた
皆さん、小型を丁寧にリリースしていた
今期もマダコの沸きは良い
今期もマダコの沸きは良い
エギでキープサイズを連続ゲット
エギでキープサイズを連続ゲット
朝方までの激しい雨が前半に影響。これはリリースサイズ
朝方までの激しい雨が前半に影響。これはリリースサイズ
自分は順調に、リリースサイズを追加
自分は順調に、リリースサイズを追加
テンヤでもヒット
テンヤでもヒット

【動画】エギでもテンヤでも!マダコ釣り

中盤から変化が

私も途中から竿を出し、小さい乗りが多発したが何とかエギで2杯。ところが急速に反応が少なくなった。するとテンヤチームにマダコが連続ヒット。サイズは小型だが、明らかにテンヤに反応し始めた。「小型が多い時はエギが有利」と考えがちだが面白い状況だ。自分もテンヤに変更したところ、マダコを連続ヒット。手に伝わる微かな重み、カニを確りと抱かせて勢い良く合わせる。そして縦に起きたテンヤの角度とハリをイメージして掛ける。このフィーリングはテンヤならでは。ポイントを変更する毎にマダコが上がるが明らかにテンヤ有利な状況が続いた。今年の傾向なのか?時期の問題なのか?旧友でもある高橋船長と話していると面白い話が聞けた。「タコが捕食する餌」だと言う。昨年、一昨年と違うのは餌の出来具合で、今期の餌の模様も狙い方に影響すると言うのだ。ポイントによっても違って来るだろう。そして、大きくポイントを移動するとエギ、テンヤ共にヒット。まずはテンヤで1kgサイズがあがり、あちらこちらでマダコが上がる。最後のポイントではエギが好調で、この日最大の2kgオーバーがエギにヒット。上げたのは本日初チャレンジと話していた内田さん。「いいのかな。嬉しい」と笑顔満載。楽しい船上だった。午後3時沖上がりとなったが、今期の傾向は、ポイントによって「エギとテンヤの使い分け」がカギになりそう。7月1日からは富岡沖も解禁となり、ポイントが増えるので今後も楽しみだ。奥が深く楽しいマダコ釣り、是非チャレンジして頂きたい。

指先に重みを感じたら勝負のテンヤ釣り
指先に重みを感じたら勝負のテンヤ釣り
アベレージアップで嬉しい1杯
アベレージアップで嬉しい1杯
テンヤにアタリが集中
テンヤにアタリが集中
最後に初チャレンジの方が良型をゲット
最後に初チャレンジの方が良型をゲット
ポイントも広がり楽しみな東京湾マダコ
ポイントも広がり楽しみな東京湾マダコ
お世話になった高橋秀樹船長
お世話になった高橋秀樹船長

釣りビジョンAPC・山口充

今回利用した釣り船

神奈川県鶴見 『新明丸』
〒230-0051 神奈川県横浜市鶴見区鶴見中央5-13-24
TEL:090-4600-1225
定休日:毎週木曜日※祝祭日を除く
釣果・施設情報 新明丸 ホームページ

出船データ

マダコ乗合
集合時間:午前7時までに受付
出船時間:午前7時30分
乗船料金:9,500円(餌付き)
※女性・中学生以下は乗船料金半額
駐車場:500円/日
レンタルタックル:
タコ枠レンタル無料・テンヤ販売\800

その他の記事

※料金等は取材当時のものとなります。出船時間や料金の変更等がなされている場合がございますので、詳細につきましては釣り船までお問い合わせください。