オフショアマガジン

2021年8月15日号

東京湾の“夏タチ”ジギング、大型交じり数も好調!!

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夏のタチウオ釣りを“夏タチ”と呼ぶ。特徴は、浅場で活性が高く、アタリが分かりやすい。「型より数」狙いとなるが、普段難しいタチウオも、夏は初心者でも数を伸ばしやすい。“夏タチ”ジギングが好調と聞き、東京・深川『深川 吉野屋』に出掛けた。

交通機関とマイカーのどちらも便利!

集合は『深川 吉野屋』乗船場に午前6時30分。東京メトロ東西線・木場駅の2番出口から徒歩10分程度。マイカーなら首都高速9号深川線・木場ICか枝川ICから10分程だ。車は船宿前で荷物を下ろし駐車場(20台程)に移動。駐車場ではスタッフの指示で停め、船宿まで徒歩1分で戻る。受け付けで足りないジグなども購入できる。

電柱の看板が目印
電柱の看板が目印
船宿前で荷物を下ろす
船宿前で荷物を下ろす
車は駐車場に移動
車は駐車場に移動
船宿に戻り暖簾を潜る
船宿に戻り暖簾を潜る
こちらで受け付け
こちらで受け付け
貸し出し用救命胴衣
貸し出し用救命胴衣
氷を貰う
氷を貰う
トイレを完備
トイレを完備
洗い場
洗い場

船に乗り込んだら早速釣り仕度

待合所横の通路を奥に進むと船着場がある。ジギングタチウオ船は「第二十三吉野丸」。既に数人が乗り込んで仕度をしていた。細身の良く曲がりそうなジギングロッドに小型のベイトリール、フックはアシスト、リアともにトレブルを使用している人が多い。ジグは100~150gの各重さ毎に何種類かの色や形を揃えたい。

「第二十三吉野丸」に乗り込んだ
「第二十三吉野丸」に乗り込んだ
船室内に電子レンジあり
船室内に電子レンジあり
タックル一式
タックル一式
様々な重さ・形・色のジグ
様々な重さ・形・色のジグ
プライヤー、ハサミ、魚バサミ
プライヤー、ハサミ、魚バサミ
仕掛け図
仕掛け図

苦労して釣れた1匹がとても嬉しい!

7時出船。運河を進みいくつもの橋を潜っては立ち並ぶ高層ビルを見上げる。外海へのアプローチはまるで“深川の運河を巡る船旅”のようだ。空を見上げると、良い天気!航程約1時間程で最初の釣り場に到着。「水深12m。反応は底です。底の方を狙ってください」と言う大森健吾船長のアナウンスでスタート。「さあ、いつでも来い」とカメラを構えた。が、皆さん苦労している様子で、ここまでのタチウオは、冒頭に書いたような「浅場で活性が高く、アタリが分かりやすい」釣りではなく、「工夫して掛けた1匹が嬉しい」そんな釣りの様相だ。

出船。運河を通って東京湾へ
出船。運河を通って東京湾へ
“探見丸”に対応
“探見丸”に対応
触れたら怪我するタチウオの歯
触れたら怪我するタチウオの歯
浅場を狙ってポツポツ
浅場を狙ってポツポツ
見て!後ろの絵と同じ!
見て!後ろの絵と同じ!
まるで“太刀”のような魚体
まるで“太刀”のような魚体

中盤も浅場を狙い、活性が上向くと楽しさもアップ!

干潮時刻を回り、上げ潮がトロリと流れ始めるとタチウオの活性が上がった。“探見丸”の画面に映る群れが底から浮き上がると、これまで気難しかったタチウオがいとも簡単に釣れた。アベレージサイズは指3本“位。さあ、浅場で数釣りだ、“夏タチ”のジギング、時合いが来たぞ。連続ヒットやダブルヒットも見られ少しずつ釣果が伸びた。

上げ潮に変わって活気付いた!
上げ潮に変わって活気付いた!
アベレージは“指3本”前後
アベレージは“指3本”前後
フォールで底近くで釣れたよ
フォールで底近くで釣れたよ
やや小振りか
やや小振りか
投げてただ巻き、ダブルヒット!
投げてただ巻き、ダブルヒット!
「タチウオ釣れました」
「タチウオ釣れました」

深場へ移動、サイズアップ!

右舷胴の間(中央)からトモ(船尾)に並んだタチウオ初心者と思しき4人グループにも釣れ始めた。“夏タチ”はこうでなくちゃ!11時30分頃、「深場に移動しますので上げてください。15分程走ります」と船長からアナウンスがあった。深場を狙うと言うことは大物狙いだ。ワクワクする。「はいどうぞ、タナは上から40~50m」。水深が深い分釣りは難しくなるが、“良型率”は高くなる。移動直後から浅場で釣れたモノより一回りは大きいタチウオが上がった。

「team YOSHINOYA」Tシャツ
「team YOSHINOYA」Tシャツ
「どうだい、釣れたよ」
「どうだい、釣れたよ」
「よし、この調子だ!」
「よし、この調子だ!」
「楽しいーっ!」
「楽しいーっ!」
深場のタチウオは一回り大きい!
深場のタチウオは一回り大きい!
活性もまずまず良いようだ
活性もまずまず良いようだ

終盤の深場狙いでは、大型のダブルヒットも!

大型への熱い期待とともに暑さも最高潮に。夏場は喉が渇いていなくてもまめな水分補給が必要だ。凍らせた飲料のボトルを首に当てたり脇に挟むのも気持ち良い。太い血管を直接冷やすので熱中症対策にもなりそうだ。深場のタチウオはジグに良く反応し、左舷トモ2番と3番でほぼ同時にダブルヒット。見事“指4本”サイズの良型をダブルゲット。また、左舷ミヨシ(船首)ではド迫力のメーター級(1mオーバー)。右舷ミヨシ3番では“ドラゴン”級と思われるこれまでで一番デカイのが上がった。

「あ~冷たい」
「あ~冷たい」
良型がダブルヒットした模様!
良型がダブルヒットした模様!
“指4本”級!ダブルゲット!
“指4本”級!ダブルゲット!
「良型が連続で釣れました!」
「良型が連続で釣れました!」
大きなタチウオは迫力がある!
大きなタチウオは迫力がある!
美味しいタチウオをゲット!
美味しいタチウオをゲット!

【動画】深川 吉野屋・東京都江東区木場「タチウオジギング」

「デカイぞ!」ついに“ドラゴン”ゲットか!?

「いきなりズドンッと来ました。頑張った甲斐がありました」と息を弾ませるのは、“ドラゴン”級の大型タチウオを釣り上げた山部さん。船のメジャーで計ったら111cm。ん?120cmに足りない…、調べてみると“ドラゴン”認定に公式基準はない!ならば、私個人としては気っ風良くこのタチウオを“ドラゴン”と呼びたい。十分“ドラゴン”だし顔だって恐い。山部さんもそう思っているに違いないが、下記写真のメジャーをよく見ると「ドラゴン認定」は120cm、仕方ない。しかし、このタチウオが“今日イチ“のカッコイイ貴重な1匹であることに変わりはない。14時頃沖上がりとなった。結果はタチウオ60~111cm、0~20匹。竿頭は左舷ミヨシの通称“ゆずさく”さん。大森健吾船長は「今日は出ませんでしたが、この所120cmオーバーも時たま釣れています。数も潮次第でムラもありますが、いい時は“浅場で全員が十分数を稼いで、深場で大型を狙う”黄金パターンになります」と言う。魅力満載の“夏タチ”ジギング、是非チャレンジして頂きたい。

この日最大!
この日最大!
測ったら111cm!ドラゴン級か!?
測ったら111cm!ドラゴン級か!?
価値ある1匹
価値ある1匹
貴重な1匹
貴重な1匹
竿頭はデカいの交じりで20匹!
竿頭はデカいの交じりで20匹!
お世話になった大森健吾船長
お世話になった大森健吾船長

釣りビジョンAPC・岩見忠弘

今回利用した釣り船

東京都深川 『深川 吉野屋』
〒135-0042 東京都江東区木場6-15-11
TEL:03-3644-3562
定休日:毎週火曜日(祝日の場合営業)
釣果・施設情報 深川 吉野屋 ホームページ

出船データ

ジギングタチウオ乗合
料金=男性 1万円、女性・高校生 7,500円、中学生以下 5,000円(氷付き)
集合=6時30分
出船=7時頃
レンタル=貸し竿(手巻き 1,000円、要予約)
※詳細は問い合わせ

その他の記事

※料金等は取材当時のものとなります。出船時間や料金の変更等がなされている場合がございますので、詳細につきましては釣り船までお問い合わせください。