釣りビジョン

秋田県・秋田港で“アジング”シーズンの始まり!

2022年05月12日公開

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3月頃から新潟県、山形県と徐々にアジの釣果が出始め、そして4月中旬、いよいよ私が住む秋田県でもアジの釣果が聞こえてきた。文字通り「安・近・短」な“アジング”は、シンプルな軽量タックルとリグで手軽に遊べることから、秋田でも非常に人気の高いジャンルだ。今回は今シーズン初釣行の模様をレポートしよう。

フィールド情報

4月中旬。この日はよく晴れて風も弱く“アジング”には打ってつけのコンディション。隣県での釣果を踏まえ、「そろそろ秋田でも…」との思いで、仕事終わりに秋田港周辺に急いだ。先行者に話を伺うと、日没直前のマヅメ時には一度時合いがあったが、それ以降はサッパリ…とのこと。回遊待ちの展開だろうか? はじめに1gのジグ単+2inワームで広範囲を探っていったが潮が動いていない事もあり、中々バイトを得られない。1時間程たった頃、ようやく潮が動き出し、足下でクッと抑え込むようなバイトを合わせた。上がってきたのは18cm級のアジ。シーズン初物にしばし酔いしれる。この後、表層でのバイトが増えてきたので、ジグヘッドを0.6gに落とし、ワームをふわふわと漂わせるようなイメージで狙っていく。釣り方が嵌まったのか、ポツリポツリながらも13~23cm級を追加し、シーズン最初の“アジング”を楽しむことが出来た。

デイゲームのお勧めの釣り場

今回はナイトゲームだったが、デイゲームでお勧めの釣り場を1カ所紹介したい。今回の釣行と同じ秋田港エリアにある『秋田港釣り(北)防波堤』だ。ここは「一社・秋田港有効利活用協会」が運営する有料釣り公園。防波堤先端付近は足下から水深があり、潮通しもよく日中でもアジの期待が高い。アジだけでなく、クロダイ、マダイ、ヒラメ、シーバス、“青物(ワラサ・ブリ、サワラ・サゴシ等)”、アオリイカなどさまざまな魚種が狙えるので、是非、一度訪れてみてはいかがだろう。北防波堤でのアジの釣り方はまたの機会に紹介したい。開放日時、料金等についてはホームページを参照のこと

 

タックル紹介

私の“アジング”用タックルは、長さ6ft3inのULアクションに小型スピニングリール。ラインはエステルラインの0.25号、ショックリーダーとしてフロロカーボンライン3Lbを使用している。シーズン通して同じようなセッティングだが、ここでは40㎝を超すような大物は少ないので全然問題ない。ジグヘッドは0.4~1.5gを使い分け、ワームはピンテール系をカラーローテーションさせている。アジング用ジグヘッドやワームは各メーカー様々だが、あれこれ揃えると自分の釣りがボヤけてしまう。同一メーカーで同じ種類の色違いを揃えた方が様々なシチューションに対応できると考えている。

アジは何にして食べても美味い!

実釣当日は帰りが遅かったこともあり、料理は翌日楽しむことに。フライ、刺し身、なめろう、塩焼きなどさまざまな料理で楽しめるアジだが、釣果は全て妻がアジフライにしてくれた。身はふっくらで旨味もあり絶品。釣って楽しく、食べて美味しい“アジング”に是非挑戦して頂きたい。

なお、ベイエリアでは立入禁止の区域も多い。そのため釣りが可能な場所であるか十分な下調べが必要。また、ゴミのポイ捨てや駐車マナーなどが原因で釣り場が閉ざされてしまう恐れもある。今一度自分の釣行を振り返り、楽しく釣りを楽しみたい。

施設等情報

■道の駅あきた港
〒011-0945 秋田県秋田市土崎港西1-9-1

■秋田港釣り(北)防波堤
〒010-0911秋田市飯島字古道下川端220-2 秋田港釣り(北)防波堤ホームページ

施設等関連情報

車:秋田市中心部より約20分
     
※記事の掲載内容は公開日時点のものになります。時間経過に伴い、変更が生じる可能性があることをご了承ください。

この記事を書いたライター

熊谷 正悟
好きな釣りはトラウトフィッシング。春のサクラマス釣りから始まり、夏から秋は渓流域でヤマメを狙う。淡水タナゴは釣果よりはフィールドを探し歩き、自然とのふれあいを楽しんでいる。海釣りは季節を追ってその時の釣りものを楽しんでいるが、アジングが最近のお気に入り。繊細なアタリを取り掛けるまでの楽しさがそこにはある。ホームフィールド・秋田の魅力を発信していきたい。
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