釣りビジョン マガジン

2022年06月27日公開

北海道・十勝地方でニジマスを狙う!新緑のトラウト王国!

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北海道も新緑がまぶしい季節になった。梅雨がないと言われる北海道だが、短期間ながら“蝦夷梅雨”に見舞われ、天気はすっきりしない。しかし、魚たちの活性は上がっており、ベストシーズン到来である。ニジマスを狙って十勝地方の然別(しかりべつ)川へ出掛けた。

“トラウト王国”十勝・然別川

然別川は、ミヤベイワナ(天然記念物・オショロコマの亜種)で知られる然別湖を源にする十勝川の支流だ。私の拠点となる帯広市からは車で約40分。川沿いは親水施設が整備されており、休日にはバーベキューを楽しむ家族連れなどもおり、地域から親しまれている川でもある。

もう少し頑張れば然別湖へも行ける
もう少し頑張れば然別湖へも行ける
道路も舗装されており、エントリーしやすい
道路も舗装されており、エントリーしやすい

緑に潜む大物を求めて

然別川は上~中流にかけて落差工がある。落差工の真下は深場になっていて、見ていると引き込まれそうな深い淵が広がる。白泡も流れていてgood。大物のニオイがプンプンする。最近、知人が落差工で50cmオーバーのニジマスを連発したらしい。早速その言葉に期待を寄せ、ルアーを投げる。

大物に備えリールは2500番、ナイロンライン2号。最近は虫の羽化が始まり、羽化して間もない虫を元気な魚がライズする瞬間をよく目にする。そのため、今回はスピナーをチョイス。虫に似た強烈なアピールアクションで深場にいる大物を引き出したい。

このような落差工がいくつもある
このような落差工がいくつもある
 

想像以上の高活性!!

落差工の横に立ち、クロス気味にルアーを泳がせる。水は澄んでおり、水温13.9℃。状況は悪くない。ボトム付近を狙うとゴツン!と重たく、明らかに大物のアタリがあったもののヒットしなかった。その後も何度か場所を替え、ボトムを狙うも反応なし。慣れている川でもやはり簡単にはいかない。「魚が浮いているのかも?」と思い、今度は深場の上をシャローで狙うことに。落差工が作る流れの尻を通過した時にキラッと水中が光り、竿がしなった。元気な引きにすぐニジマスだと分かった。サイズは20cm前後と小柄だが、ようやく出た1匹にホッとした。その後も同じ落差工とその近くのチャラ瀬でヒット。合計3匹のニジマスと出会えた。元気なニジマスと出会えて天気は曇りだが、心は快晴だ。

体格のいい1匹。サイズ以上に楽しませてくれた
体格のいい1匹。サイズ以上に楽しませてくれた

春のスピナーは効果あり!!

北海道は地域によっても異なるが、丁度この時期(5月下旬~6月上旬)にかけて、水場には羽化する虫が多い。羽化したばかりで上手く飛べない虫が水面に浮いてパタパタしているのはよく見る光景。その虫が羽ばたく姿と、スピナーがブレードを回して泳ぐ姿が似ているのか、ミノーよりも反応がいい印象だ。これが夏になるとミノーやスプーンの方が反応が良くなるのかも知れない。また、虫が水面を浮いて流れるため、魚も少しシャローに移動し、餌を求めているのだろうか、シャローの方が明らかに反応は良かった。ただ、今回は可愛いサイズが多かったので、大物を求めるならば、ボトムをミノーで責めた方がいいかも知れない。

今回の釣行は勿論、毎年この時期のスピナーには大きな効果を感じている。より多く魚とのやり取りを楽しみたい方は、スピナーを使用してみてはいかがだろうか。

施設等情報

然別川
北海道十勝地方

施設等関連情報

・遊漁券やレギュレーションは特になし
・1年を通してニジマスが狙える
・落差工が作り出す深場には50cmオーバーも。足の踏み外しには注意
     
※料金等は取材当時のものとなります。料金の変更等がなされている場合がございますので、詳細につきましては各施設等にお問い合わせください。​

この記事を書いたライター

田村 壮太郎
7歳から渓流釣りを始め、北海道・道東をメインフィールドに釣り歩く。年間釣行日数は100日以上。スピナーを使った釣りが好みだが、ビッグミノーで大物に出会ってしまい、最近は浮気心を抱き始めている。ジョギングで鍛えた自慢の体力で、休日には12時間も川の中にいることも。
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